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レッド・ツェッペリンのギタリストであるジミー・ペイジは、バンドの代表曲である“Stairway To Heaven”を盗作と訴えているスピリットの曲を2年前まで「一度も聴いたことがなかった」と語っている。

『ハリウッド・リポーター』誌によれば、ジミー・ペイジは先週出廷した際にスピリットの亡くなったギタリストであるランディ・カリフォルニア名義による訴訟に関して陳述したという。“Stairway To Heaven”のイントロがスピリットの1968年のアルバムに収録されているインストルメンタル曲“Taurus”の2分37秒からの数節と酷似しているとの訴えを受けての議論となっているという。

ジミー・ペイジは陳述で次のように語っている。「この件に関わって2014年に“Taurus”を初めて聴くまで、私は一度もこの曲を聴いたことはありませんでした。音楽を記憶しておくことには非常に長けていますし、2014年まで“Taurus”を聴いたことがないことは絶対に確かです」

ジミー・ペイジは、レッド・ツェッペリンとスピリットは何度も同じステージに立ったことがあることは認めている。しかし、ペイジは次のように強く主張をしている。「スピリットのライヴを見たかどうかは思い出せません。繰り返しになりますが、私はスピリット、もしくは他の誰かが演奏する“Taurus”を一度も聴いたことがないのは確かなのです」

陳述の中で、ペイジは“Stairway To Heaven”の半音ずつ下がっていくコード進行と昇順コードのアルペジオで進行するイントロ部分について言及している。「半音ずつ下がって行くコードとアルペジオは、ギターを習っている人なら誰でも学ぶ基本的なスキルだと思います。ギタリストとして、私が半音ずつ下がって行くコードとアルペジオを知ったのは1968年よりもずっと昔のことなのは間違いありません」

ペイジは“Stairway To Heaven”を作曲した時のことについて次のように続けている。「あの曲を作るには、さまざまなパートを交えることで長い作品を作り上げようという意図がありました。複雑さを増してスピードを最高潮に上げていくギターのソロは、それぞれのアンサンブルに先行して広がり、そこから曲のクライマックスを迎えて最後のヴァースに繋がっていくのです」

ジミー・ペイジは、自身のレコード・コレクションの中にスピリットのファースト・アルバムを見つけたことを認めながらも「どうやって、いつそれを手に入れたのかはわかりません」と弁明している。さらに「客が忘れていったのかもしれません。ずっとコレクションの中にあったかは疑問です。私はずっと気づいていなかったのですから。繰り返しになりますが、2014年まで“Taurus”を聴いてなかったことはわかっています」

スピリットによる“Taurus”の音源はこちらから。

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