イギー・ポップは、つい先日、ニューヨークでの人体デッサンを行うイベントでヌード・モデルを務めたと報じられている。
このイベントは現地時間2月21日に、ブルックリン美術館がイギリス人アーティストとターナー賞を受賞したジェレミー・デラーと共同で企画し、ニューヨーク・アカデミー・オブ・アートで開催されたという。
このイベントで描かれたデッサンは、「イギー・ポップ・ライフ・クラシック」と題された展示会の一部として年内にはブルックリン美術館に展示される予定となっている。『ピッチフォーク』は、ブルックリン美術館に展示後、デッサンはさまざまなギャラリーや美術館で廻って展示されることになると報じている。
デラーはこのプロジェクトについてプレス・リリースで次のように語っている。「モデルを使った絵画教室は、人間の体つきを観察する特別な場です。美術教育や美術史の基礎として、人間の体を理解することは最善の方法なのです。イギー・ポップが人体デッサンのモデルになるのは、私にとっては妙に説得力があります。彼の体はロック・ミュージックを理解する中心となるものであり、アメリカの文化そのものです。たくさん見られてきた彼の体は、映像やアートで記録されるべきものなのです」
イギー・ポップは最新ソロ・アルバム『ポスト・ポップ・デプレッション』を3月18日にリリースする。このアルバムにはゲストアーティストとしてジョシュ・オムとアークティック・モンキーズのマット・ヘルダーが参加している。
3月13日には、ロイヤル・アルバート・ホールでのライヴも予定されている。
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