マイルズ・ケインがかつて在籍していたザ・リトル・フレイムスの幻のアルバムが今週リリースされる見込みだという。
「Live 4 Ever」によれば、リバプールを拠点とするバンドは、デルタソニック・レーベルの再発の一環として3月4日にアルバム『ザ・デイ・イズ・ノット・トゥデイ』をリリースする。
カラー・ヴァイナルによる限定盤も4月16日のレコード・ストア・デイにリリースされるという。
このアルバムについてマイルズ・ケインは次のように語っている。「この独特のグルーヴにようやくレコードの針を落とすことができるのに興奮してるんだ。リトル・フレイムスとはたくさんの素晴らしい時間を過ごしたんだ。このレコードを作ってる時のことはいい思い出なんだ」
「これらの曲を聴いてると、毎回アラン・ウィリスのことを考えるんだ。彼とジョー・フィアロンが与えてくれた機会には永遠に感謝してる。僕らが一緒になって作ったものを、みんなに聴いてもらえるのが嬉しいよ」
ザ・リトル・フレイムスはスウェーデンのトーレ・ヨハンソンをプロデューサーに迎えて『ザ・デイ・イズ・ノット・トゥデイ』のレコーディングを行っていたが、2007年にマスタリング・セッションの後にバンドが解散してしまったためにリリース日が設定されることはなかった。
一方、マイルズ・ケインは『Q』誌でのザ・ラスト・シャドウ・パペッツのアレックス・ターナーとの合同インタヴューで、10年前はアークティック・モンキーズに加入しようと思っていなかったことを明かしている。
2006年にアークティック・モンキーズの元ベーシストであるアンディ・ニコルソンの後任を探すときに、マイルズ・ケインが加入しそうになったりはしなかったのかと訊かれると、アレックス・ターナーは次のように答えている。「うーん、それはないな。なぜかというと、その頃は(マイルス・ケインが)丁度(つかの間しか続かなかった)ザ・ラスカルズの活動を始めたころだったからね。ちょうど同じ時期にそのすべてが起こっていたからね」
マイルズ・ケインがアークティック・モンキーズに決して参加しないという決断は、脚光を浴びたいという彼の欲望に起因するという。マイルズ・ケインは、以下のように語っている。「当時、僕は本当にフロントマンになりたいと思っていたんだ。まだフロントマンになったことがなかったしね。強い欲求があったんだ」
ザ・ラスト・シャドウ・パペッツは4月1日にセカンド・アルバム『エヴリシング・ユーヴ・カム・トゥ・エクスペクト』をリリースする。
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