
Photo: GETTY
アークティック・モンキーズのドラマーであるマット・ヘルダースはインスタグラムへの投稿でソロ音源がリリースされる可能性を示唆している。
マット・ヘルダースはインスタグラムにスタジオで新曲に取り組んでいると思われる動画を投稿している。動画には順番に番号が振られており、90年代を彷彿とさせるエレクトロニック・ミュージックに取り組む様子が意図的にローファイな画質で記録されている。
投稿された動画はこちらから。
マット・ヘルダースは2008年に『レイト・ナイト・テイルズ』シリーズの第21弾作品としてDJミックスによるアルバムをリリースしている。アルバムにはゴブリン、ザ・ブラック・キーズ、モス・デフ、ザ・ストゥージズらの楽曲が収録されていた。
2018年にもマット・ヘルダースはソロ・アルバムをリリースする可能性に言及している。
当時、アルバムを完成させる「自信があるか」とポッドキャスト「ザ・トラップ・セット」で訊かれたマット・ヘルダースは次のように答えている。「だんだんと自信がでてきたところなんだ。アルバムに値するには、ある程度の量を作らなくちゃいけないと思っているんだけどさ。急いでやりすぎて後悔したくはないからね。『ああ、こんなアルバムを作るんじゃなかった』ってね。分かるかな? たくさんの楽曲を作って、『おっ、これは自分の気に入っているものだ』としたいんだよね」
彼は次のように続けている。「スタイルが出来上がっているところまでは来ているし、自分のやりたいことは前よりも自分にとって明確になっているからね」
マット・ヘルダースは同時期にソロ・アルバムについて再び語り、現在取り組んでいる音楽について「ジョン・カーペンターみたい」だと評している。
「今のところ、なにかしらの目標があるわけじゃないんだ。ちょっとそうしたツールを試してみているところでさ。映画のスコアなのか、アルバムなのかは分からないけどね。趣味として楽しんでいるだけで、そこから何かにつながるなら、そのほうがいいという感じだね。ほら、何かやりたいことか、興味を持っているものとかにね」
マット・ヘルダースによるアークティック・モンキーズ以外の活動としてはイギー・ポップの『ポスト・ポップ・デプレッション』にも参加しており、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・ホーミやディーン・フェルティタと共演を果たしている。
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