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ジョン・レノンは新たなドキュメンタリー作品『ボロード・タイム』がロンドンのシネ国際映画祭で世界初上映されることが決定している。
シネ国際映画祭は5月7日から10日にわたってカルマ・サンクトラム・ソーホー・ホテルで開催され、『ボロード・タイム』は5月9日に初上映される。上映後、監督のアラン・G・パーカーによるトーク・セッションも行われる。
『ボロード・タイム:レノンズ・ラスト・ディケイド』はは過去の映像、未発表のインタヴュー、目撃証言などと共にザ・ビートルズの解散とジョン・レノンの最後の10年を探る意欲的な新作ドキュメンタリーとなっている。今年2月には作品のトレイラー映像も公開されている。
「ザ・ビートルズを超えて進化を果たして革命的な音楽を作り、反戦運動の先頭に立って、史上最も影響力のあるポップ・カルチャーにおけるアイコンの一人となったレジェンドを追ったものです」と説明文には記されている。
「史上初めてジョン・レノンとオノ・ヨーコがどのように出会ったかの全貌が明らかにされ、実現しなかった1981年のカムバック・ツアーの幕が上がるのを御覧ください」と同作のキャッチコピーには記されている。
本作は『ザ・ビートルズ: 50年後のサージェント・ペパーズ』を手掛けたアラン・G・パーカーが監督を務めており、ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、ポール・マッカートニーの過去のインタヴューが使われており、アップル・レコーズのCEOであるトニー・ブラムウェル、ギタリストのアール・スリック、ドラマーのヴィニー・アピス、ツアー・マネージャーだったヘンリー・“ザ・ホース”・スミスらが出演している。
ジョン・レノンについては1971年から1973年のニューヨークでの生活を追ったケヴィン・マクドナルド監督によるドキュメンタリー『ワン・トゥ・ワン』もUKでは4月11日より公開されている。
先日、ザ・ビートルズは伝記映画でファブ・フォーの4人を演じる俳優が正式に発表されている。様々な憶測が寄せられてきたが、サム・メンデス監督はファブ・フォーの4人についてハリス・ディッキンソンがジョン・レノンを、ポール・メスカルがポール・マッカートニーを、バリー・コーガンがリンゴ・スターを、ジョセフ・クインがジョージ・ハリスンを演じることを発表している。
伝記映画は「歴史上最も偉大なバンドの物語を語る」ためにそれぞれのバンドメンバーの視点が交錯するものになるという。サム・メンデス監督は4作が同時ではないものの、2028年4月に公開されることも明らかにしている。
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