Photo: Danny Clinch

アーケイド・ファイアはニュー・アルバム『ピンク・エレファント』の詳細を発表して、リード・シングル“Year Of The Snake”の音源が公開されている。

アーケイド・ファイアはここ数日にわたってカムバックを予告していて、ソーシャル・メディアにはピンクを基調とした謎のポストが複数投稿されていた。

今回、アーケイド・ファイアは自身のアプリを通して、新作『ピンク・エレファント』が5月9日にリリースされることを発表している。その後、リード・シングル“Year Of The Snake”がミュージック・ビデオと共に公開されている。

“Year Of The Snake”のミュージック・ビデオはこちらから。

新曲“Year Of The Snake”はアルバム全体にも通じる歓喜と楽観性を捉えたものとなっており、レジーヌ・シャサーニュは初めてベースを担当しているほか、ウィン・バトラーはドラムも担当している。新機軸というモチーフは曲全体のテーマにもなっており、再生、前向きな変化、新しい始まりといったものが取り上げられている。

“Year Of The Snake”は先月出演したウィリー・ネルソンのフェスティバルで初披露されており、現地時間4月8日に正式リリースされている。ミュージック・ビデオは長年のコラボレーターであるデヴィッド・ウィルソンと映像アーティストのマーク・プレンダーガストが手掛けている。

新作『ピンク・エレファント』はアーケイド・ファイアにとって通算7作目のアルバムで、10曲42分に及ぶ作品はレジーヌ・シャサーニュが所有するニューオーリンズのグッド・ニュース・レコーディング・スタジオでレコーディングされており、「シネマティックかつ神秘的なパンク」のアプローチが採用されているという。

アルバム・タイトルは「思考を抑えようとするほど、その思考を避けられなくする逆説的な効果」にちなんでいるとのことで、「個々人の知覚、闇と光の瞑想、内なる美に存在するサウンドのオデッセイ」にリスナーを誘うと評されている。バンドは「連続して聴くことで凝縮された歌詞のレイヤーが新次元へと広がっていく」のを感じてほしいとして、アルバム全体を何度も聴くことを推奨している。

新作『ピンク・エレファント』はフロントマンであるウィン・バトラーが性的不品行を告発されてからリリースされる初めてのアルバムとなっている。4人の人物が性的不品行を告発するのに名乗り出たことで、アーケイド・ファイアはファイストとのツアーを途中で中止している。

告発を受けて、ウィン・バトラーは次のように述べている。「自分の行いで傷つけてしまった人に申し訳なく思います」

新作のトラックリストは以下の通り。

1. ’Open Your Heart or Die Trying’
2. ’Pink Elephant’
3. ’Year Of The Snake’
4. ’Circle Of Trust’
5. ’Alien Nation’
6. ’Beyond Salvation’
7. ’Ride Or Die’
8. ‘I Love Her Shadow’
9. ’She Cries Diamond Rain’
10. ’Stuck In My Head’

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