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オアシスの元ドラマーであるトニー・マッキャロルは今年行われるオアシスの再結成公演に先立って、バンドに向けたメッセージを公開している。
トニー・マッキャロルは1991年からオアシスに参加した結成メンバーで、デビュー・アルバム『ディフィニトリー・メイビー』、“Whatever”、“Some Might Say”といったレコーディングに参加した後、1995年に脱退している。トニー・マッキャロルは印税を巡って、後に訴訟も起こしている。
現地時間4月4日、トニー・マッキャロルはインスタグラムで自身の昔の写真と共にバンドに向けたメッセージを投稿している。「一生とも思えるほど昔のこと、何人かのバーネッジの若者が集まって、スペシャルなものを生み出すことになった」
「それは時が経っても消えることはなく、そうして始まった最後の本物のバンドによる波は今も続いていて、世界は変わることになった」
「オアシスは人々にとってのあの時代と思いを捉えていた。私たちはみんなと変わらない存在で、みんなもそれを感じていた。繋がりがあった」とトニー・マッキャロルは続けており、この2年間で彼のQ&Aイベントに参加する若者が増えたことを指摘している。
「サークルが再び始まることになった。新世代はリスニングの歩みを始める用意ができている。実のところ、みんなが始めようとしているまっさらなキャンバスちょっと羨ましいくらいなんだ」
「世界は観ることを楽しみにしている。誰もが話をしている。時は熟したようだ。どうなるか観るのが待ちきれないよ。リアム、ノエル、ボーンヘッド、ゲム…(他に誰がいるのか分からないでここでやめておくよ)」
「すべてがうまくいきますように。立ち止まって、周りを見るのも忘れないで。ヒートン・パークで演奏する“Supersonic”のパートナーを探していたら、声をかけてくれ」
「(マンチェスターのライヴハウスである)ザ・ボードウォーク時代に始めたことがこんなことになった。誇りを持ってくれ。自分は誇りに思っているから。楽しんで!」
昨年9月、トニー・マッキャロルは『メール・オンライン』のインタヴューで再結成公演について次のように語っていた。「ノエルとリアムのことは喜んでいるんだ。彼らのことも嬉しいし、なによりファンのためにも、まだオアシスを観たことのない世代のことを考えると、よかったと思っているんだ」
トニー・マッキャロルは再結成について連絡はもらっていないと語っている。「まだ連絡はもらっていないし、正直期待もしていないよ」
オアシスの再結成公演は7月4日のカーディフ公演から始まる予定となっている。バンドに近い情報筋が先日『NME』に対してバンドメンバーのラインナップを明かしており、それによれば、アンディ・ベル(ベース)、ゲム・アーチャー(ギター)、ポール・“ボーンヘッド”・アーサーズ(ギター)、ジョーイ・ワロンカー(ドラマー)が再結成公演には参加することになるという。
先日、ノエル・ギャラガーはオアシスの再結成公演のチケットを巡る混乱について沈黙を破り、オアシスで好きな楽曲についても語っている。
元『NME』フォトグラファーのケヴィン・カミンズによる写真集『ザ・マスタープラン』が刊行されたことを受けた新たなインタヴューでノエル・ギャラガーはチケットを求める人々に驚かされたと語っている。
「大きな騒動にはなると思っていたけど、そのあまりの大きさにちょっとビックリしたよね」とノエル・ギャラガーは語っている。
オアシスの好きな曲を尋ねられると、ノエル・ギャラガーは次のように答えている。「一つ以上挙げてもいいかな? “Supersonic”、“Some Might Say”、“Live Forever”、“Rock’n’Roll Star,”だね」
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