Photo: Collier Schorr

マーク・ロンソンは90年代のニューヨークを中心に扱った回想録『ナイト・ピープル』を刊行することが発表されている。

回想録『ナイト・ピープル』は9月25日の発売予定で、1990年代のニューヨークの最も魅力的な側面を現場の目線で振り返りながら、DJとしての形成期を形作った音楽、人物、逃避行について掘り下げているという。

マーク・ロンソンは昔から夜型だったとのことで、若い時にロンドンからニューヨークに移住したことで初めてナイトライフの世界に飛び込むことになったと説明されている。

本書では当時のパーティーやヒップホップカルチャーに身を投じたことでマーク・ロンソン自身がどのように「アウトサイダー」の感覚を克服したかについても描かれており、当時のニューヨークならではのイメージが鮮やかに描かれるとされている。

「90年代にニューヨークでDJをやったことがその後やることになったすべてのことについて教えてくれ、その後の私の仕事とクリエイティヴィティの基盤になった」とマーク・ロンソンは述べている。「『ナイト・ピープル』では自分の人生におけるその変革期を描き、3つの愛するものを祝福したかった。DJというアート、暮れた後のニューヨークのスリリングなエネルギー、私の世界の住人で第二の家族になった素晴らしいキャラクターたちだ」

「この本はキャリアだけでなく、私のアイデンティティを形成した、消え去った時代へのラブレターだ。自分なりの技を見つけることが自分自身を見つける道になった、そんな時代のことなんだ」

センチュリー・エディトリアルの取締役であるゼナー・コンプトンは次のように述べている。「『ナイト・ピープル』でマーク・ロンソンは世代を代表するヒットメイカーであるだけでなく、才能ある書き手であることも証明しました。マーク・ロンソンはさも鮮やかに90年代のニューヨークを描き、まるで彼の隣でパーティーをしているような気分になります」

「本書はある場所、ある時代、あるシーンについての書籍ですが、マーク・ロンソンの原点の物語でもあります。今日の彼を生むことになった出来事や登場人物が極めて個人的に描かれます。彼の音楽への情熱と専門知識も回想録のあらゆるページに織り込まれています。音楽回想録の定番となることを意図した『ナイト・ピープル』を刊行できることに興奮しています」

マーク・ロンソンはレディー・ガガ、エイミー・ワインハウス、アデル、デュア・リパ、ブルーノ・マーズらとの仕事以外にも映画『バービー』のサウンドトラックも手掛けている。

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