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クイーンのギタリストであるブライアン・メイは最後のアルバムから30年近くが経つ中でクイーンの新曲があり得るかどうかについて発言している。

クイーンはフロントマンであるフレディ・マーキュリーが1991年に亡くなったことを受けて1995年に最後となる通算15作目のアルバム『メイド・イン・ヘヴン』をリリースしている。

クイーンは2004年からポール・ロジャースをリード・ヴォーカリストに迎えてライヴ活動を行っており、2011年からはアダム・ランバートがリード・ヴォーカルを務めている。アダム・ランバートは今年2月に日本で締めくくられた『ラプソディ』ツアーでもフロントマンを務めている。

クイーンは2022年10月にフレディ・マーキュリーのヴォーカルを使った“Face It Alone”がリリースされている。

今回、ブライアン・メイは『モジョ』誌のインタヴューでクイーンの新曲について完全にドアが閉まったわけではないと語っている。「あり得ると思っているんだ」

ブライアン・メイは次のように続けている。「ロジャー・テイラーも、私も常に曲を書いていて、アイディアを思いついたら、自分たちのスタジオでやってみたりしているんだ。今、目の前にクイーンの曲の始まりがあるかもしれない。そのアイディアが成熟するかどうかだよね。種が育つかにかかっているんだ」

昨年、ドラマーであるロジャー・テイラーもほぼ30年ぶりとなる新曲をリリースする可能性があることを示唆していた。

「ブライアン・メイと僕でこの間も話をしたんだけど、二人ともいい音源があったら、なんでやらないんだという話になったんだ。今も僕らは演奏もできるし、歌うこともできるからね。だから、なんでやらないんだと僕としては思っているんだ」

一昨年、、ブライアン・メイはアダム・ランバートと新曲を作ることにも「少し手を出したことはある」ことを明かしている。「みんなに聴いてもらえてないというだけだよ」

「世間に発表したいと思うような、特別なものでなければならないからね」

先日、ブライアン・メイは昨年の心臓発作のせいで感じた二度とギターを弾けない恐怖について語っている。

ブライアン・メイは『ギタリスト』誌で健康問題のために演奏ができなくなる不安について語っている。「それは頭をよぎったよね。左手のコントロールが効かなくなって、本当に怖かった。どうなるか分からなかったんだ」

「医師に電話したら、彼女は『分かりました。軽い心臓発作だと思います。999に電話して、救急車に乗ってください。そこで会いましょう』と言ってくれた。最悪の時でも腕は動かせなかったけど、指は動かすことができた。それで『おそらく危険な状態ではないだろう』と思った。今はもう大丈夫。ゆっくり対処しているところなんだ」

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