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レディオヘッドはマネージメントが今年のどこかでツアーを行うことを明らかにしたと見られている。
『レジデント・アドバイザー』によれば、「お好みのレディオヘッドの公演」4枚のチケットがパリセーズ高校によって行われたロサンゼルスの山火事の支援オークションにマネージメントによって出品されたという。
オークションは現地時間3月17日に終了しており、説明文には最も高い入札者は「バンドのツアー・スケジュール」でお好みの都市と日程を選ぶことができると記されている。
『レジデント・アドバイザー』はそれに加えて「今年の秋に連続公演を行うためにヨーロッパの選ばれた都市の会場を押さえている」とバンドに近い情報筋が語っていると報じている。
レディオヘッドが最後に行ったライヴは『ア・ムーン・シェイプト・プール』ツアーの一環で2018年8月1日にフィラデルフィアのウェルズ・ファーゴ・センターで行われた公演となっている。
レディオヘッドについては新たな法人が設立されており、2025年に大きな活動がある可能性が示唆されることとなっていた。
現地時間3月10日、レディオヘッドはRHEUK25という名前のLLP法人を設立しており、これまでも新作やツアー、リイシューの際にはこのようにLLP法人が設立されてきた。
LLP法人によってレディオヘッドはレコード会社や外部企業の枠組に依存することなく、独立してビジネスを運営することが可能になる。この法人の設立が何を意味するかについては現時点でバンド側からは明かされていない。
2016年5月にリリースされた最新作『ア・ムーン・シェイプト・プール』の際にもレディオヘッドはドーン・コーラスLLPという法人を設立している。さらに近年では2021年に『キッドAムニージア』を再発する半年前にスピン・ウィズ・ア・グリンLLPが設立されている。また、ザ・スマイルのデビュー・アルバムがリリースされた2022年にもセルフ・ヘルプ・テープスLLPが設立されている。
レディオヘッドの5人のメンバー、トム・ヨーク、ジョニー・グリーンウッド、コリン・グリーンウッド、エド・オブライエン、フィル・セルウェイはRHEUK25 LLPの役員に名を連ねている。
レディオヘッドは2003年発表の『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』を最後にEMI/パーロフォンを離れており、エクサービア・エンドレスLLPを設立して、2007年に自由価格で『イン・レインボウズ』をリリースしている。アルバムのフィジカル盤はXLレコーディングスとのパートナーシップによってリリースされている。
昨年、トム・ヨークはファンがレディオヘッドの復帰を望もうが気にしないと語っている。オーストラリアの媒体『ダブルJ』でレディオヘッドの今後に対してファンから期待が寄せられていることについて訊かれたトム・ヨークは次のように答えている。「それは知らないし、まったく気にもかけていないんだよね」
「誰も傷つけるつもりはないし、気にかけてくれていることには感謝しているよ。でも、僕たちは、自分たちを説明したり、何をすべきかという誰かのこれまでの考えに答えたりすることなく、自分たちにとって意味のあることをする権利を得たと思うんだ」
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