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フロッギング・モリーはフロントマンであるデイヴ・キングの容態について情報を更新して、脳出血のために2週間の昏睡状態にあったことが明らかになっている。

先月、フロッギング・モリーは「非常に深刻な健康状態と闘って」いて、今年予定されていたツアーが中止となることが発表されていた。今回、フロッギング・モリーのメンバーで、妻のブリジット・レーガンは容態について最新情報を公開している。

ブリジット・レーガンは冒頭で容態が「無事に森を抜け出した」ことを示唆しつつも「脳出血に見舞われ、命を救うためにその後2度の手術を受けた」ことを明らかにしている。

脳出血の結果、デイヴ・キングは「2週間の昏睡状態にあり、様々な段階の治療と回復を受けることになりました。2月28日に別の手術も受けて、今は峠を過ぎたと確信しています」とブリジット・レーガンは続けている。

ブリジット・レーガンは朗報も伝えている。「今は治療の次の段階に入っており、彼は何よりも音楽をもう一度演奏することを望んでいます。前途は多難ですが、耐え忍んで、近い将来にみなさんにお会いできればと思います」

ブリジット・レーガンは医師、看護師、病院スタッフ、家族、友人に感謝の思いを伝えながら、投稿は胸を打つメッセージで締めくくられている。「お互いを気にかけて、大事な人に愛していることを伝えて下さい。人生は一瞬にして変わることがあります」

フロッギング・モリーは2月24日からアメリカ・ツアーが予定されていて、3月のパトリック・デーの週末にはラスベガス、テンピ、ロサンゼルスの3都市で複数のアーティストが出演するイベント「シャムロック・リベリオン」が開催される予定となっていた。

ダブリン生まれのデイヴ・キングは1994年にロサンゼルスでフロッギング・モリーを結成している。その前にはモーターヘッドの”ファスト” エディ・クラークとUFOのピート・ウェイと共にファストウェイというバンドでも活動している。

フロッギング・モリーの最新作は2022年にリリースされた通算7作目となるアルバム『アンセム』となっている。同作はバンドの初期の作品も手掛けた亡きスティーヴ・アルビニがプロデューサーを務めている。

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