Andy Ford

Photo: Andy Ford

アイアン・メイデンが2月24日に「ブック・オブ・ソウルズ」ワールド・ツアーをスタートさせ、ライヴのオープニングを飾る映像を公開している。

アイアン・メイデンはフロリダ州のフォート・ローダーデールでステージに立ち、2月24日に最新のワールド・ツアーの初日を飾っている。過去の名曲が多数披露されたライヴでは特別なオープニング映像が使用されており、その映像が公開されている。

ワールド・ツアーのオープニング映像はこちらから。

音楽サイト「ブラバーマウス」によれば、ブルース・ディッキンソンをフロントマンに擁するバンドは“The Number of The Beast”や“Fear of The Dark”、“Hallowed Be Thy Name”などの名曲を惜しげもなく披露したという。

観客が撮影したライヴ映像はこちらから。

また、ファンは2月19日に、特別にペインティングされたボーイング747である「エド・フォース・ワン」での「ブック・オブ・ソウルズ」ワールド・ツアーへの出発を見守るため、カーディフ空港に集結したという。

バンドのワールド・ツアーのジェット機はフロントマンのブルース・ディッキンソンが操縦士を務めており、ブルース・ディッキンソンはメタル・バンドのフロントマンを務めながら熱心で高資格の飛行機パイロットとして知られている。飛行機はバンドのキャラクターであるエディにちなんで、「エド・フォース・ワン」と名付けられており、飛行機の尾翼にキャラクターが描かれている。

アイアン・メイデンはフロリダへの出発の際、実況ツイートを行っており、映像や写真をソーシャル・メディアで公開している。

ブルース・ディッキンソンはより大きな747型機に変更したことについて以下のように語っている。「747で旅をすることが出来る最大の利点は、その途方もないサイズと、貨物輸送能力を使える、という事なんだ。以前使っていた757では、『フライト666』DVDでも見られるように、全てのステージ・セットや機材を積みこむために大きな改造をしなくてはならなかったけど、747は全ての機材をそのまま積み込むことが出来るからね」

ブルース・ディッキンソンは昨年、咽頭癌から回復したが、ベーシストのスティーヴ・ハリスは、ブルースが癌を患っていたにもかかわらず、レコーディングでは最高のコンディションだったと語っている。

「そんな素振りはまったくなかったんだ」と彼は語っている。「彼は自分のヴォーカル・パートをどれも完璧に仕上げてね。一方で、僕らはいろいろ細々とやっているという感じでさ。本当に僕らは何も知らなかったんだ。まったく、そんな兆候がなかったからね」

ブルース・ディッキンソンは2017年に回想録を出版する予定ともなっていて、現在ダウンロード・フェスティバルのヘッドライナー出演を含むワールド・ツアーに乗り出している。

ワールド・ツアー初日のセットリストは以下の通り。

01. If Eternity Should Fail
02. Speed Of Light
03. Children Of The Damned
04. Tears Of A Clown
05. The Red And The Black
06. The Trooper
07. Powerslave
08. Death Or Glory
09. The Book Of Souls
10. Hallowed Be Thy Name
11. Fear Of The Dark
12. Iron Maiden
13. The Number Of The Beast
14. Blood Brothers
15. Wasted Years

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