Photo: GETTY

メタリカはVRを使った没入型の新たなライヴ映像作品をリリースすることが決定している。

この作品はメタリカがアップルと手を組む形で実現したもので、アップル・ヴィジョン・プロに適したヴァーチャル・リアリティ型のライヴ映像作品となる。

3月14日にリリースされる、シンプルに『メタリカ』と題された本作は最新作『72シーズンズ』を引っ提げて世界各国で行われている「M72」ツアーを収録したもので、昨年行われたメキシコ・シティの最終公演で収録されている。これらの映像はすべてアップルの没入型ビデオで撮影され、超高解像度の180度映像に仕上げられている。

可能な限り没入感を高めるために空間オーディオを含めて、バンドの「スネーク・ピット」まで近づいたものとなっていて、これらはケーブルで吊るされたカメラ、ステージ上の遠隔操作可能なカメラ・ドリー・システム、固定カメラで撮影されている。

ライヴ映像作品と共に空間オーディオの音源を使ったライヴEPが3月14日にリリースされることも決定しており、タイトルは『メタリカ:ライヴ・フロム・メキシコ・シティ』というものとなっている。

ドラマーのラーズ・ウルリッヒはゼイン・ロウとのインタヴューでヴァーチャル・リアリティの世界に乗り出すことについて語っている。

「撮影ももちろんクールだったけど、編集は最初の数回はヘッドセットを付けて首を振ってみても、観ることができて音も聴こえるから、本当にクレイジーだったよ」

メタリカは今年1月のロサンゼルスの山火事を受けて自身のチャリティ団体「オール・ウィズイン・マイ・ハンズ・ファウンデーション」を通して50万ドルを支援のために寄付している。

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