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先週、ケシャがソニーとのレコード契約解除を否決されたことを受けて、レディー・ガガはケシャに対する更なる支援に言及して、彼女への共感が世間から寄せられるように求めている。

レディー・ガガは「誰もケシャの正当性を立証する必要はない」と投稿して、20日に投稿したツイートに続きこの問題に再度触れている。

2014年10月、ケシャは長年のプロデューサーであるドクター・ルークに対して「精神的操縦と、感情的な悪態と、精査的虐待」で訴訟を起こしており、彼とのレコード契約から逃れようとしていた。この訴えは、商業的な面について先週ニューヨーク最高裁判所によって退けられている。

レディー・ガガは性的暴力の被害者に対する支援活動を行っている。インスタグラムでは、ケシャが暴行被害を訴えたのが遅くなったことについて、コメントへの返信を引用して投稿している。

「女性たちが何年間も声を上げない大きな理由は、次のような恐れがあるからよ。誰からも信用されない、もしくは加害者が自分や大切な人たちへ危害を加える/生活を脅かされて黙らせられる/支配下に置かれる」と書いている。

そして、「ケシャの身に起きた出来事は、私を含めた多くの女性アーティストの身にも起きている。そして、被害を受けた女性のその後の人生に影響を及ぼすの。誰もケシャの正当性を立証する必要はないわ」と続けている。

「何故いつも被害者が“嘘つき”になってしまうの、なぜ人々は権力を持っている者がこれほど非人道的に振る舞うことを許すの? こういう連中は法制度の影に隠れていて、女の子をレイプすると法的手段に出るの。『私の望むものをよこせ、さもないと追いつめるぞ』と言ってね。そのために必要な資金や人脈はいくらでも持っている」

先週、テイラー・スウィフトは、ケシャに25万ドル(約2800万円)を寄付している。また、レナ・ダナムやアデル、デミ・ロヴァートもケシャの支援のために声を上げている。

また、ケシャのファンたちは26日にソニーのニューヨーク事務所前で抗議活動を行う予定となっている。

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