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ジャック・ホワイトはオックスフォード大学の学生を前にザ・ホワイト・ストライプスの「シンプルさ」とそれがリスナーとの繋がりで果たした役割について語っている。

ジャック・ホワイトは現在UKツアーを行っており、その合間にオックスフォード大学で貴重な質疑応答に応じている。

インスタグラムではその模様も公開されており、ジャック・ホワイトはそのシンプルさのおかげでバンドが機運に乗ることができたとして、当初は別の楽器に情熱を注いでいたため、ギタリストとして認められるようになって驚いたと語っている。

「ザ・ホワイト・ストライプスはシンプルさを追求したプロジェクトだったんだ。それで人々の共感を得ることになったんだよ。それが人々に訴えかけて、みんなが繋がりを感じて、それがどんどんと大きくなっていったんだ」とジャック・ホワイトは語っている。

「自分の気持ちが入っていても、それが他の人の関心を得られるかは分からない」とジャック・ホワイトは続けている。「例えば『スタンダップ・コメディアンになりたい』と思っていたとして、挑戦してみたら、笑ってくれた人もいたかもしれない。けれど、スタンディング・オベーションを受けることはなかった。それで、友人がやっていた演劇に出てみたら、スタンディング・オベーションを受けることになった。『そんなつもりじゃなかったのに』というね。それが自分がギターに感じていることなんだ」

「ギターのことは気にかけていなかった。ずっとドラマーになりたかったんだ。そこに気持ちを注いできた。ライヴで何度もドラムを叩いてきたし、まあ、いいんじゃないとも思ってもらえた。でも、人々と繋がりを生むことはできなかった」とジャック・ホワイトは説明している。

「でも、なぜかギター・パートはその表現が正統性を帯びることになったんだ。自分でも理由が分からなかったよ」

ジャック・ホワイトはザ・ホワイト・ストライプスの削ぎ落としたアプローチがリスナーからの反響を生むことになったとして、「自分の頭を違う方法で動かす」ために別のプロジェクトではそのやり方をできるだけ無視するようにしたとも述べている。

別の投稿ではジャック・ホワイトがオックスフォード大学の様々な施設を訪れる様子も写真で公開されている。キャプションには次のように記されている。「今週、UK公演を行うにあたってジャック・ホワイトは昨日オックスフォード大学にスピーチのため招待されました。学生とスタッフを相手に貴重な質疑応答を何度か行い、歴史ある大学と素敵な街に足を運んだ素晴らしい訪問になりました。学生組合と参加してくれたすべての人たちに感謝します」

ジャック・ホワイトは本日3月10日より来日公演を行うことが決定している。ジャック・ホワイトは今年7月に通算6作目となるアルバム『ノー・ネーム』をリリースしている。

来日公演の詳細は以下の通り。

2025年3月10日(月)広島・BLUE LIVE HIROSHIMA
OPEN 18:00 / START 19:00
チケット:スタンディング12,000円(ドリンク代別)

2025年3月12日(水)大阪・GORILLA HALL OSAKA
OPEN 18:00 / START 19:00
チケット:スタンディング12,000円(ドリンク代別)

2025年3月13日(木)名古屋・ダイアモンド・ホール
OPEN 18:00 / START 19:00
チケット:スタンディング12,000円(ドリンク代別)

2025年3月15日(土)東京:豊洲PIT
OPEN 18:00 / START 19:00
チケット:スタンディング12,000円(ドリンク代別)

2025年3月17日(月)東京:豊洲PIT
OPEN 18:00 / START 19:00
チケット:スタンディング12,000円(ドリンク代別)

更なる公演の詳細は以下のサイトで御確認ください。

https://smash-jpn.com/jackwhite2025/

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