Photo: Ebru Yildiz
スザンヌ・ヴェガは10年以上ぶりとなるアルバム『フライング・ウィズ・エンジェルズ』をリリースすることを発表して、新曲“Speakers’ Corner”が公開されている。
アルバムのリリースはソーシャル・メディアで発表されており、新作は5月2日にリリースされている。
「『フライング・ウィズ・エンジェルズ』は新曲だけのスタジオ・アルバムとしては11年ぶりとなります」と説明文には記されている。「アルバムの各曲は苦闘の雰囲気の中で生まれました。生き抜くこと、声を上げること、支配すること、勝利すること、逃げること、他の人を助けること、生きていくことの苦闘です」
ニュー・シングル“Speakers’ Corner”は、特権がしばしば悪用されかねない今日の時代にソーシャル・メディアを通して自分の意見を言うことがかつてないほど容易になっていることについてコメントした、示唆に富んだ楽曲となっている。
スザンヌ・ヴェガは“Speakers’ Corner”について次のように語っている。「人々が発言するスピーカーズ・コーナーが閉鎖されるという民主主義に本来は必要のないことを歌った曲です。今は人々が多くのことを語る時代ですが、筋が通っていなかったり、真実ではなかったりします。自分の言ったことには責任を持たなければなりません。嘘はつけないものなのです。それは自明のことと言えるでしょう」
スザンヌ・ヴェガはアルバム『フライング・ウィズ・エンジェルズ』に伴って、マンチェスター、グラスゴー、リヴァプール、ブライトン、ブリストル、バーミンガム、ロンドンといった都市を回るツアーを行うことが決定している。
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