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ポール・マッカートニーは亡きジョー・コッカーのロックの殿堂入りを後押しするために文章を寄せている。

先月、ロックの殿堂は今年の殿堂入りの候補アーティストを発表しており、オアシス、ジョイ・ディヴィジョン/ニュー・オーダー、マライア・キャリー、ザ・ホワイト・ストライプスらがノミネートされており、ジョー・コッカーもノミネートされている。

それを受けて、これまでに二度ロックの殿堂入りを果たしているポール・マッカートニーはジョー・コッカーの殿堂入りを目指して、投票を呼びかけている。『ヴァラエティ』誌が入手した2月25日付の文章でポール・マッカートニーは次のように述べている。「親愛なるロックンローラーのみなさん、私はジョー・コッカー氏にロックの殿堂入りを推薦したいと思います」

ポール・マッカートニーは次のように続けている。「ジョー・コッカーは素晴らしい人物にして優秀なシンガーであり、そのユニークなスタイルはファンタスティックなパフォーマンスを生んできました。彼は私たちの曲の一つ、“With A Little Help From My Friends”を歌っており、デニー・コーデルがプロデュースしたそのヴァージョンは非常に想像力に富んだものでした。審査をする人々はみんな、ジョー・コッカーがロックンロールの歴史に大きな貢献をしていることは分かってもらえると思います」

「彼は殿堂入りの働きかけをしたことはなかったかもしれませんが、輝かしい人々に仲間入りするのにふさわしいことを知ったら、きっと喜んで感謝していたでしょう。ありがとうございます。みなさんの最善を願っています」

現在、ロックの殿堂のウェブサイトでは投票が受け付けられており、殿堂入りするアーティストは4月に発表される予定となっている。

2025年は他にもバッド・カンパニー、ザ・ブラック・クロウズ、ビリー・アイドル、シンディ・ローパー、アウトキャスト、フィッシュ、サウンドガーデン、チャビー・チェッカー、マナが候補アーティストとなっている。

14組のうち約半数のアーティストがロックの殿堂入りを果たすこととなり、世界各国の1200人のミュージシャン、音楽業界関係者、研究者によって選出される。

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