
Photo: Neil Thomson
ザ・ベータ・バンドはUKと北米で再結成ツアーを行うことを発表して、『ザ・スリーEPs』を再発することを明らかにしている。
ザ・ベータ・バンドは何かの発表があることを先月から予告してきており、ファンは再結成が実現するのではないかと推測していた。
今回、シンガー/ギタリストのスティーヴ・メイソン、ベーシストのリチャード・グリーンツリー、キーボーディストのジョン・マクリーン、ドラマーのロビン・ジョーンズというラインナップから成るザ・ベータ・バンドは再結成して、今年の後半にかけてツアーを行うことを発表している。
ザ・ベータ・バンドが再結成するのは2004年の解散以来初めてであり、ライヴを行うのも2004年12月4日のエディンバラ公演以来となる。
ツアーは今年の9月から始まり、グラスゴー、リーズ、ブリストル、ノッティンガムを回り、10月にはロンドンのラウンドハウスでも公演が行われる。
その後、ツアーはアメリカに渡ってシアトル、サンフランシスコ、ロサンゼルス、デンヴァー、シカゴ、デトロイト、ボストン、ニューヨークなどで公演が行われる。
「みなさんも御存知の通り、ザ・ベータ・バンドは精神病院のベドラムや動物福祉団体のRSPCAのような組織で、西洋文化というベッドシーツにある消えないシミのようなものです」とザ・ベータ・バンドは再結成について述べている。「偉大なるジョン・ノークスも『蛾のしていることを知りたければ、少なくとも10年に一度くらいは振り払わなければいけない』と言っています。この2つの事実を念頭に置いて、ルミノール反応を見せて、照明を消し、紫外線を当てる時が来たのです」
ザ・ベータ・バンドはツアーと共に1998年発表の『ザ・スリーEPs』を2枚組アナログ盤で再発することも発表している。
『チャンピオン・ヴァージョンズ』、『ザ・パティ・パティ・サウンド』、『ロス・アミーゴス・デル・ベータ・バンディドス』という3枚のEPを収録した『ザ・スリーEPs』は7月11日に再発される。
1996年にスティーヴ・メイソンとゴードン・アンダーソンによって結成されたザ・ベータ・バンドは1999年発表の『ザ・ベータ・バンド』、2001年発表の『ホット・ショッツII』、2004年発表の『ヒーローズ・トゥ・ゼロズ』をリリースしている。
2004年の解散後、スティーヴ・メイソンはキング・ビスケット・タイム名義でソロ・プロジェクトとして活動しており、ブラック・アフェアーやグッド・フェイスといった名義でもリリースを行っている。2010年にはスティーヴ・メイソン名義で『ボーイズ・アウトサイド』というアルバムをリリースしている。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2025 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.