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デヴィッド・ボウイの遺作となった『★(ブラックスター)』や2013年発表の『ザ・ネクスト・デイ』のレコーディングに使用されたスタジオ、ザ・マジック・ショップが来月閉鎖することが明らかになっている。

フー・ファイターズのデイヴ・グロールもこのスタジオの大ファンとして知られるが、『ニューヨーク・タイムズ』紙によれば、ザ・マジック・ショップの創設者であるスティーヴン・ローゼンタールは大家と1年にわたる交渉を続けてきたが、最終的に閉鎖を迫られたという。デイヴ・グロールの支援を受けて、不動産の購入も検討したが、提示額は建物の自治会に否決されている。

閉鎖についてのフェイスブックへの投稿のなかで、スティーヴン・ローゼンタールは次のように綴っている。「ニューヨークという街は常に変わり続けているし、生きている街のように適応してきたのは分かってる。おそらく僕が信じてきたものはもう価値がないんだね。でも、それは僕らのためのものだったし、そこで生きてたんだ」

「この街が企業と分譲マンションの島になっていくのだとしても、僕らのなかには金とアート、進化と保護のよりよいバランスを望んでいる者もいるんだ。そして、僕らが見てきた良心やコミュニティが破壊されるのが逆転する日がいつか来るのを願ってるよ」

2月16日に行われたグラミー賞において、モーターヘッドのフロントマンであったレミー・キルミスターへの追悼パフォーマンスが実現したのはデイヴ・グロールによる尽力のおかげだったことが明らかになっている。

フー・ファイターズのリーダーであるデイヴ・グロールは、アリス・クーパーとジョニー・デップが中心となったスーパーグループ、ザ・ハリウッド・ヴァンパイアーズを呼び込む際に亡くなったレミーについて語っている。

「たくさんの人がロックンロールをやってるけど、本当にロックンロールな人間はほとんどいない。レミーはロックンロールだった。彼は反逆者で、アウトサイダーで、唯一の存在で、生き方そのものだった。彼がモーターヘッドだったんだ。彼はレジェンドであり、俺は彼を自分の友達だと言えることを誇りに思ってる」

デイヴ・グロールはこう続けている。「”Ace Of Spades”のタトゥーを入れた。でも、本当のところ、レミーはずっと昔から俺たちの中に強い影響を残していたんだ。”Ace Of Spades”の歌詞でレミーは教えてくれた、勝負するのが楽しいんだ、と。レミーと亡くなったフィル・’フィルシー・アニマル’・テイラーに感謝したい。モーターヘッドで作られた音楽とすべてのことに対して、彼らに感謝してる」

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