オノ・ヨーコが最新のインタヴューでザ・ビートルズの解散について語っているという。
オノ・ヨーコが取材に答えたのは『USウィークリー』誌で、コラム「私についてあなたが知らない25のこと」に登場している。
そのなかで「私はビートルズの解散には関係してない」とオノ・ヨーコは語り、「それとポール(・マッカートニー)っていい人だと思うわ」とも発言しているという。
ザ・ビートルズの解散に続いて、オノ・ヨーコとポール・マッカートニーは、ザ・ビートルズのいくつかの作品の作詞作曲の著作権が誰に属するかについて公の場で争ってきた背景がある。2002年にポール・マッカートニーはライブ・アルバム『Back in the U.S.』で、有名な「レノン&マッカートニー」のクレジットを「マッカートニー&レノン」にひっくり返している。
しかし、2013年、ニック・フロストとのインタビューでポール・マッカートニーがザ・ビートルズの解散をオノ・ヨーコのせいにする手を緩めたおかげで、闘いはついに鎮静化したようだった。「彼女がグループを解散させたのではなく、単に解散しただけだ」。さらに彼は続けている。「ヨーコが現われた時、彼女の魅力の一部はアヴァンギャルドなモノの見方だったから、彼女はジョンに別の在り方を教えて、それが彼をすごく魅了したんだ。だからジョンにとってバンドを離れるタイミングだったし、どちらにしても彼は絶対にバンドを去っていたよ」
ポール・マッカートニーは解散の責任は1967年にブライアン・エプスタインが亡くなった後マネージャーになった実業家アラン・クレインにあったと語っている。「一生の魂の友だと思っていた他の3人と争いになった」「僕はクレインと戦いたいと言っていたんだ」
今回の『USウィークリー』誌の特集で、オノ・ヨーコは「これを言うと嫌われるかもしれないけど、『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』のほうが『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』よりも好き。誤解しないでね、私は後者も好きなのよ。でも…』」と語っている。
他にも、彼女はまた34歳の時にジョン・レノンから初めての巻きたばこをもらうまでは、ドラッグはしていないとし、「動物に変身するならスズメがいい」などといった驚くべきおかしな小話で溢れている。
また、ロンドンのアビイ・ロード・スタジオで行われたザ・ビートルズのレコーディング・セッションの模様を生で再現する公演「ザ・セッションズ」が、ザ・ビートルズの来日公演から50周年を記念して日本上陸を果たすことが決定した。
「ザ・セッションズ」は、アビイ・ロード・スタジオでザ・ビートルズを担当した伝説のレコーディングエンジニア、ジェフ・エメリック監修によるもので、ギター、アンプ、マイク等も当時の機材を使用し、総勢約50名の外国人ミュージシャン/シンガーにより、当時のレコーディング収録曲を、演奏、アレンジメント、そしてハーモニーにおいて忠実に再現するものとなっている。
公演の詳細は以下の通り。
来日50周年記念 日本武道館公演
「ザ・セッションズ」
〜ザ・ビートルズ at アビイ・ロード・スタジオ〜
【公演日程】
2016年6月30日(木) 開演 19:00(予定)
2016年7月1日(金)[昼公演] 開演 14:00(予定)
[夜公演] 開演 19:00(予定)
【会場】日本武道館
【料金(全席指定・税込)】
S席:10,500円 A席:9,500円 B席:8,500円
※未就学児童入場不可
【チケット発売情報】
先行:2月25日(木)18時00分 〜 3月18日(金)23:59
プレイガイド先行:3月19日(土)10:00 〜 4月8日(金)23:59
チケット一般発売日:4月9日(土)10:00 〜(予定)
更なる公演の詳細は以下のサイトで御確認ください。
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