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ファットボーイ・スリムはイギリスのキア・スターマー首相にかつてヴァイオリンのレッスンをしたことを振り返っている。

ファットボーイ・スリムことノーマン・クックは『ガーディアン』紙のインタヴューでキア・スターマー首相と5年間同じ学校に通っていた時のことを語っている。

ノーマン・クックは次のように語っている。「ヴァイオリンのレッスンをしたことは覚えてないんだけどさ。でも、学校でキアとは5年間同じクラスだったんだ。だから、彼のことはよく覚えているよ」

「彼は僕よりヴァイオリンがうまかったに違いないよ。というのも、僕は一学期しかやってなかったんだよ。両親が騒音に耐えられなかったんだ。だから、キアのほうがうまかったと言えるね」

ノーマン・クックは次のように続けている。「ある日、テレビで観た人が『おお、見て。4Bのキア・スターマーだよ』となるのは不思議な感じだよね。首相になっちゃたから、彼には及ばないね」

ノーマン・クックは今も携帯電話にキア・スターマー首相の番号が入っているとして、「話をしている」と語っている。

ノーマン・クックはかつて『NME』の連載「ダズ・ロックンロール・キル・ブレインセルズ?」でもキア・スターマー首相について語っている。

「不思議なことに、いつもイギリスの首相になると言っていた別の同級生がいて、クラスで一番のガリ勉だったから、実際そうなると思っていたんだけど、彼らには実現できなかった。でも、キアはなりそうだよね。でも、昔は政治的な野心を見せることはなかったよ」

先日、ノーマン・クックは「音楽を作る情熱を失ってしまった」とも語っている。「朝目覚めた瞬間から、ものすごく情熱があって、それに突き動かされない限り音楽というのは作れないものなんだ」

「もうそう思えない感じがあってね。DJをやったり、大きなパーティーをやったりするのは情熱があるんだけど、音楽を作る情熱は失ってしまったところがあるんだ」

「5年間、自分を駆り立てようとしたんだけどね。『これをやるべきだ』ってね。でも、『みんなが気に入ってくれるのはDJだから、それをもっと楽しもう。これをやっていこう』と思うようになった。いつか情熱が戻ってこないかなと思っているんだ」

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