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オアシスはクリスマス・シングルだった“Whatever”がリリースから31年を経て、全英シングル・チャートで初の首位を獲得しようとしている。

デビュー・アルバム『ディフィニトリー・メイビー』がリリースされた1994年の12月18日にリリースされた“Whatever”はBサイドにリマスターされた“(It’s Good) To Be Free”を収録して、2月21日にピンク&ブルーのスプラッター・ヴァイナルでリイシューされている。

リリース時、“Whatever”はクリスマス週にイースト17の“Stay Another Day”、マライア・キャリーの“All I Want For Christmas Is You”に次いで全英シングル・チャートで3位を獲得している。

現在、“Whatever”は2位のケンドリック・ラマーの“Not Like Us”と500枚差で1位を巡って争っており、その後にはチャペル・ローンの“Pink Pony Club”が3位で続いている。

アラン・カーを相手に“Whatever”のミュージック・ビデオについてノエル・ギャラガーは次のように語っている。「あの日はすごく酔っ払っていたんだ。一晩中、繰り出していてね。着ている服も通常だったらミュージック・ビデオの撮影では着ないような服だしね」

「前の晩にパブに出かけていて、目が覚めたらメイダ・ヴェール駅のバス・シェルターだったんだよ」

「携帯電話が普及する前だったから、ビデオ撮影がどこで行われているのかも知らなかったし、誰かと連絡を取る手段もなかった」

「どこに行けばいいのかも分からないままタクシーに乗ろうとしていたら、レコード会社の人間がたまたま車で通りかかったんだ。でも、いいビデオになった」

先日、オアシスは通算4作目となるアルバム『スタンディング・オン・ザ・ショルダー・オブ・ジャイアンツ』の25周年記念盤がリリースされることが発表されている。

オリジナル盤がリリースされたのと同じ2月28日に、シルバー・カラーヴァイナルと、公式ストア限定のブルー&パープルのマーブル・カラーヴァイナルを含む、限定LPレコードが発売される。

『スタンディング・オン・ザ・ショルダー・オブ・ジャイアンツ』はクリエイション・レコーズが突然解散したことを受けて、ノエルとリアムのギャラガー兄弟は2000年1月に自身のレーベル「ビッグ・ブラザー・レコーディングス」を設立して、そのわずか7週間後の2000年2月7日にレーベルの第1弾シングル“Go Let It Out”がリリースされている。

また、オアシスは今年のレコード・ストア・デイに『タイム・フライズ…1994-2009』がリマスター音源と新パッケージで、ナンバリング入りのカラーLPでリリースされることも決定している。

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