Photo: ANASTASIA SANCHEZ

レモン・ツイッグスのブライアン・ダダリオはソロ・デビュー・アルバムより新曲“Till The Morning”が公開されている。

初期のキンクスを彷彿とさせ、ザ・ビートルズボブ・ディランのサウンドがブレンドされているような“Till The Morning”はミュージック・ビデオをブライアンとマイケルのダダリオ兄弟が監督しており、ブライアン・ダダリオが樹木に囲まれた公園でギターを弾きながら歌うものとなっている。

“Till The Morning”のミュージック・ビデオはこちらから。

プレス・リリースでブライアン・ダダリオは“Till The Morning”について次のように語っている。「あらゆる雑音やプロパガンダの中で何か本当のものを掴んだつかの間の瞬間に関連したラブソングなんだ。『夜は朝が来るまで漆黒だ』物事は良くなる前に完全に崩壊する必要があるのかもしれない」

“Till The Morning”は3月20日にリリースされるソロ・デビュー・アルバム『ティル・ザ・モーニング』からのリード・シングルとなっている。ソロ・デビュー・アルバム『ティル・ザ・モーニング』はブライアンとマイケルのダダリオ兄弟によるプロデュースで、グループを解散したいという意図から生まれたものではないという。マイケル・ダダリオはアルバムを共同プロデュースし、LPの2曲でハーモニーとリードを歌っている。

『ティル・ザ・モーニング』は複数のスタジオで作曲とレコーディングが行われ、精神的な憧れ、孤独、社会的責任、カルマ、喪失感といったテーマでまとめられている。ブライアン・ダダリオは次のように語っている。「このアルバムをまとめ始めた時に音楽的にもテーマ的にも固まることになった。これはカントリー・バロックなんだ」

『ティル・ザ・モーニング』ではザ・ビーチ・ボーイズの作品で知られているロサンゼルスの詩人、スティーヴン・・カリニッチと2曲でコラボレーションも行っている。「初めてロサンゼルスでライヴをやった後の2017年にスティーヴン・・カリニッチとは会ったんだ。彼の作品のファンだったし、そのダイナミズムと個性に惹かれた。彼は全身明るいオレンジの格好で、彼いわく『カボチャみたい』だったんだ」

「しばらくの間、彼が詩を送ってくれて、音楽をつけてくれないかと言われたんだ。“What You Are Is Beautiful”の歌詞を読んだ時にすごく音楽的だと思っていて、ギターを手にしてすぐに曲が降りてきた。1年後、“Song Of Everyone”を送ってもらった時も同じような感じだった」

アルバムのトラックリストは以下の通り。

1. ‘Till the Morning’
2. ‘Song of Everyone’
3. ‘Nothing On My Mind’
4. ‘One Day I’m Coming Home’
5. ‘Only To Ease My Mind’
6. ‘Flash in the Pan’
7. ‘Company’
8. ‘This Summer’
9. ‘What You Are Is Beautiful’
10. ‘Useless Tears’
11. ‘Spirit Without a Home’

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