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『サタデー・ナイト・ライヴ』を手掛けているローン・マイケルズはテイラー・スウィフトが自身のコントを番組で止めさせようとした時に拒否したことを明かしている。

『サタデー・ナイト・ライヴ』は2015年にアルバム『1989』時代によく知られたガール・スクワッドをからかうテイラー・スウィフトのパロディーを放映している。『ニューヨーク』誌のインタヴューでローン・マイケルズは事前にテイラー・スウィフトに声をかけて、コントに出演したいかを確認したことを明かしている。

テイラー・スウィフトは出演を断ったとのことで、番組からそのコントを完全にカットできないかを尋ねてきたとローン・マイケルズは語っている。ローン・マイケルズはそれに対して「テイラー、テロリストと交渉はしないよ」と応じたとのことで、ポップコーンを空中に投げて口でキャッチしたという。

問題のコントはティナ・フェイとエイミー・ポーラーが“Bad Blood”のミュージック・ビデオをパロディーにしたもので、エイミー・シューマーもサプライズで出演している。翌週、テイラー・スウィフトはローン・マイケルズに花束を送っており、「わだかまりがないことを願っています」というメッセージが添えられていたという。

実際、その後、テイラー・スウィフトは2017年、2019年、2021年に『サタデー・ナイト・ライヴ』に音楽ゲストとして出演している。

『サタデー・ナイト・ライヴ』は昨年9月から50周年を記念した取り組みを行うことを発表しており、2月14日には『サタデー・ナイト・ライヴ』の50周年記念番組『ザ・ホームカミング・コンサート』が放送されており、ポスト・マローンをヴォーカルに迎えたニルヴァーナ、ロビン&デイヴィッド・バーン、マイリー・サイラスらが出演している。

2月16日には『SNL 50:アニヴァーサリー・スペシャル』が放送されており、ポール・マッカートニー、サブリナ・カーペンター、ポール・サイモンらが出演している。

50周年を記念した音楽ドキュメンタリー『レディース&ジェントルマン…50イヤーズ・オブ・SNLミュージック』も放送されている。ドキュメンタリーでは過去50年に『サタデー・ナイト・ライヴ』に出演したミュージシャンによる50本以上のインタヴューが収録されている。

このドキュメンタリーはザ・ルーツのクエストラヴが監督を務めたもので、ミック・ジャガー、デイヴ・グロール、ジャック・ホワイト、ビリー・アイリッシュ、マイリー・サイラス、オリヴィア・ロドリゴ、デュア・リパ、ケイシー・マスグレイヴス、エルヴィス・コステロらが出演している。

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