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カニエ・ウェストの代理人はカニエ・ウェストと妻のビアンカ・センソーリは離婚していないと明らかにしている。

先日のグラミー賞授賞式でその服装が物議を醸し、妻に対する「支配権」を主張していたカニエ・ウェストだが、現地時間2月13日にカニエ・ウェストとビアンカ・センソーリは離婚に向かっているという噂が持ち上がることとなっている。

『デイリー・メール』紙や『TMZ』は離婚の噂を確認するために離婚弁護士に連絡を取ったということで離婚疑惑を最初に報じていた。しかし、今回、カニエ・ウェストの代理人を長年にわたって務めているマイロ・ヤノプルスは『ハリウッド・レポーター』に声明を発表して、離婚について否定している。

マイロ・ヤノプルスは次のように述べている。「カニエ・ウェストとビアンカ・センソーリはロサンゼルスで一緒にヴァレンタイン・デイを楽しもうとしているところです。二人の私生活に関する発表は二人から直接行われるもので、タブロイド紙の根拠のない噂で出ることはありません。報道陣がカニエ・ウェストとビアンカ・センソーリが破局したと誤って報道するのはこれで5度目でしょうか、6度目でしょうか。もう分からないほどです」

カニエ・ウェストとビアンカ・センソーリの離婚が報じられるのに先立って、ビアンカ・センソーリはグラミー賞授賞式のレッド・カーペットで黒い毛皮のコートを脱いで、下着なしのシースルー素材のミニドレス姿を披露したことで、心配する声が数多く寄せられていた。これは『ヴァルチャーズ1』のアルバム・ジャケットを再現してみせる試みだったとされている。

グラミー賞授賞式後、カニエ・ウェストはソーシャル・メディアに投稿した長文で妻に対する「支配権」を主張している。「妻に対する支配権が私にはあります。フェミニストの意識高い系とかは関係ありません。妻はビリオネアと共にいるのです。なんでお前らみたいなバカなビッチに耳を傾けなきゃいけないんだ?」

「レッド・カーペットの服装は彼女の決断だと言われていますが、その通りで、彼女がしたくもないことを私がさせることはありませんが、私の許可がなければ彼女もあんなことはできませんでした」

さらにカニエ・ウェストはかつての反ユダヤ主義的な発言に対する謝罪も撤回して、自らを「ナチス」と評している。カニエ・ウェストは「アイ・ラヴ・ヒトラー」ともツイートしており、イーロン・マスクには「ツイッター上でこれまででも最も輝いている人物」と賛辞を寄せ、すべての人々が彼のことを尊敬していると述べている。

また、カニエ・ウェストは「奴隷制度は選択だ」とも発言しており、イージーのウェブサイトを一掃して、「HH-01」と記載された胸に大きな鉤十字が描かれた白いTシャツのみを販売している。「HH-01」という商品名はナチスのジェスチャーに使われる 「ハイル・ヒトラー」にちなんでいるのではと見られている。

これを受けてカニエ・ウェストのツイッター・アカウントは凍結されており、ショピファイもカニエ・ウェストのサイトを閉鎖している。また、カニエ・ウェストはロサンゼルスを拠点とするタレント・エージェンシーである33&ウェストから契約を解除されている。

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