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Photo: Kaleidoscope Film
ジョン・レノンは新たなドキュメンタリー作品『ボロード・タイム』のトレイラーが公開されている。
『ボロード・タイム:レノンズ・ラスト・ディケイド』は過去の映像、未発表のインタヴュー、目撃証言などと共にザ・ビートルズの解散とジョン・レノンのその後を探る意欲的な新作ドキュメンタリーとなっている。
「ザ・ビートルズを超えて進化を果たして革命的な音楽を作り、反戦運動の先頭に立って、史上最も影響力のあるポップ・カルチャーにおけるアイコンの一人となったレジェンドを追ったものです」と説明文には記されている。
トレイラー映像はこちらから。
本作は『ザ・ビートルズ: 50年後のサージェント・ペパーズ』を手掛けたアラン・G・パーカーが監督を務めており、ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、ポール・マッカートニーの過去のインタヴューが使われており、アップル・レコーズのCEOであるトニー・ブラムウェル、ギタリストのアール・スリック、ドラマーのヴィニー・アピス、ツアー・マネージャーだったヘンリー・“ザ・ホース”・スミスらが出演している。
このドキュメンタリーは「ジョン・レノンのよく知られた瞬間の裏に隠された真実を明らかにする」ものになるという。
本作では1970年のソロ・デビュー・アルバム『ジョンの魂』のリリースから1980年の死までを追ったもので、ジョン・レノンはこの期間にポール・マッカートニーを批判した“How Do You Sleep?”、プロテストのアンセム“Power To The People”、“Happy Xmas (War Is Over)”、“Imagine”といった楽曲をリリースしている。
ジョン・レノンはリチャード・ニクソン米大統領との法廷闘争に巻き込まれ、リチャード・ニクソン政権はレノンを国外追放しようと4年を費やしている。『ボロード・タイム』では物議を醸したオノ・ヨーコとの関係も扱われる。
「史上初めてジョン・レノンとオノ・ヨーコがどのように出会ったかの全貌が明らかにされ、実現しなかった1981年のカムバック・ツアーの幕が上がるのを御覧ください」と同作のキャッチコピーには記されている。
ジョン・レノンについてはサム・メンデスが手掛けるザ・ビートルズの伝記映画でハリス・ディッキンソンが彼のことを演じると報じられている。昨年2月、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントはメンバーそれぞれの視点で描かれるザ・ビートルズの4本の伝記映画を公開することを発表している。
ハリス・ディッキンソンは報道を受けて次のように語っている。「そんなことになったらすごいよね。サム・メンデスがチームを組んでそういうことをやるというのはすごく楽しみだよ。ジョン・レノンというのはすごく複雑な人物だから、大変な相手だろうね。クールなことだけどね」
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