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レディオヘッドのフロントマンであるトム・ヨークはマーク・プリチャードとの新曲“Back In The Game”をリリースすることを予告している。

“Back In The Game”は昨年10月にニュージーランドのクライストチャーチで行われた公演で初披露された楽曲となっている。

“Back In The Game”はプロデューサーのマーク・プリチャードと取り組んでいるコラボレーションによるフル・アルバムに収録されると見られており、トム・ヨークとマーク・プリチャードは共に“Back In The Game”が2月13日にリリースされることをソーシャル・メディアで予告している。

トム・ヨークはインスタグラムでホラー風の短いループ音源と共に謎めいた抽象的な動画を投稿しており、マーク・プリチャードは同様の映像を投稿して、キャプションに次のように記している。「“Back In The Game”、2025年2月13日。ニュースを知るには登録してください」投稿にはトム・ヨーク、ワープ・レコーズ、アーティストのジョナサン・ザワダがタグ付けされている。

トム・ヨークとマーク・プリチャードはこれまでに何度もコラボレーションしており、マーク・プリチャードが2011年にレディオヘッドの“Bloom”をリミックス手掛けたほか、2016年にはマーク・プリチャードのアルバム『アンダー・ザ・サン』に収録されている“Beautiful People”にトム・ヨークが参加している。

“Back In The Game”はトム・ヨークにとってジョニー・グリーンウッドと元サンズ・オブ・ケメットのトム・スキナーとのザ・スマイルによる『カットアウツ』以来のリリースとなる。

昨年、トム・ヨークはファンがレディオヘッドの復帰を望もうが気にしないと語っている。

オーストラリアの媒体『ダブルJ』でレディオヘッドの今後に対してファンから期待が寄せられていることを訊かれたトム・ヨークは次のように答えている。「それは知らないし、まったく気にもかけていないんだよね」

インタヴューでトム・ヨークはレディオヘッドが現時点でプライオリティのトップではないと語り、個々のプロジェクトに集中する余裕と自由をもうけていると述べている。「誰も傷つけるつもりはないし、気にかけてくれていることには感謝しているよ。でも、僕たちは、自分たちを説明したり、何をすべきかという誰かのこれまでの考えに答えたりすることなく、自分たちにとって意味のあることをする権利を得たと思うんだ」

一方、レディオヘッドのベーシストであるコリン・グリーンウッドは昨年の夏にバンドで一緒にリハーサルを行ったことを明かしている。

コリン・グリーンウッドはメキシコで開催された文学の祭典「ヘイ・フェスティバル・ケレタロ」でビデオ通話のインタヴューに応じており、著書であるフォト・ブック『ハウ・トゥ・ディスアピア』について語っている。コリン・グリーンウッドはその中で数ヶ月前にバンドが集まったことを明かしている。

「ロンドンで2ヶ月前に昔の曲を演奏するためにリハーサルをやったんだ」とコリン・グリーンウッドは語っている。「楽しかったよ。素晴らしい時間になったね」

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