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グリーン・デイのフロントマンであるビリー・ジョー・アームストロングは「ファイアーエイド」でのビリー・アイリッシュとのコラボレーションについて触れ、その歌が「素晴らしかった」と語っている。

ビリー・アイリッシュは先週ロサンゼルスのフォーラムにて2009年発表の“Last Night On Earth”でグリーン・デイと共演している。豪華アーティストが集結したコンサートはロサンゼルスの山火事に対する支援と将来的な山火事の防止のために資金を募るものとなっている。

グリーン・デイは先週インスタグラムでビリー・アイリッシュとのバックステージでの写真を投稿して、次のように述べている。「昨晩、ファイアーエイドに出演できたのはものすごく光栄だった。“Last Night On Earth”に参加してくれた友人のビリー・アイリッシュと最高の時間を過ごすことができたんだ。ロサンゼルス、みんなに愛を送るよ。ファイアーエイドのサイトでは火災支援の寄付がまだできるんだ」

ビリー・ジョー・アームストロングは最優秀ロック・アルバム賞を逃したグラミー賞授賞式の米『ビルボード』誌によるインタヴューで共演について振り返っている。

「面白いよね。ビリー・アイリッシュが最初に出てきた時、彼女の映像をインスタグラムで観たんだけど、マーチャンダイズを見たら、ヘッドバンドに『Billie』と描かれていて、『-ie』だったんだ。それで『手に入れないと』と思ったんだよ」

「そうしたら、彼女が『Billie』と描かれたいろんなマーチャンダイズを送ってくれて、『これだ!』と思ったんだ」

ビリー・ジョー・アームストロングは次のように続けている。「何度かライヴを観たけど、素晴らしかったよ。それもあって、彼女と特別なことをすることになったわけだけど、でも、一緒に演奏できたという事実があって……彼女は素晴らしい若者だからね。一緒に共演できて光栄だったよ」

2019年、ビリー・ジョー・アームストロングとビリー・アイリッシュは米『ローリング・ストーン』誌で対談している。

「不思議なサウンドだというのは分かるよ。でも、自分は常に自由そのものようなサウンドの音楽に引き寄せられるんだ。それが君の音楽から感じたことだよ。自分自身を表現し、新しいサウンドを取り入れるという点で切実な人だという感じがしたんだ。自分にとってはジャズのような感じなところもあるんだよね。もし、そう言って差し支えなければね」とビリー・ジョー・アームストロングはビリー・アイリッシュに語っている。

「歌詞もすごくリアルだよね。リアルではないシンセのサウンドに囲まれているなかで、これが重要なことだよね」

ビリー・アイリッシュは『ドゥーキー』を最も好きなアルバムの1枚に挙げているが、ビリー・ジョー・アームストロングは『NME』に次のように説明している。「彼女のお兄さんのフィニアスは俺たちのライヴに来たことがあるんだよ。それで、トレ・クールはドラム・スティックを彼にあげたんだけど、彼はその時12歳だったんだ」

ビリー・アイリッシュは第67回グラミー賞で兄のフィニアスと共に7部門にノミネートされていたが、受賞を逃している。しかし、ビリー・アイリッシュはこれまでに31部門にノミネートされており、9つのグラミー賞を受賞している。

ビリー・アイリッシュの兄であるフィニアスはビリー・アイリッシュがグラミー賞を受賞できなかったことを受けて、「他のアーティストのファンと揉める」ことはないように呼び掛けている。

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