ジョーン・バエズは映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』で自身を演じたモニカ・バルバロに賛辞を寄せている。
ジョーン・バエズは『マリン・インディペンデント・ジャーナル』誌にボブ・ディランの伝記映画で自身を演じたモニカ・バルバロについて語っている。ジョーン・バエズはモニカ・バルバロが演じた役を気に入ったことを明かしている。「映画で彼女がやっていたことは気に入ったわ」
ジョーン・バエズは次のように続けている。「彼女がよくないと思っていたら、おそらく普通に楽しめなかったと思う。でも、彼女は十分、私に似ていたし、私の仕草なんかも理解していた。みんなも誰か、分かったと思う。彼女は頑張ってやっていた。あの役を務めた彼女に称賛を送りたい」
ジョーン・バエズはボブ・ディランとの交際について振り返りながら、映画では少ししか扱われていないことについて笑いながら次のように語っている。「喜ばしい短さだった」
ジョーン・バエズは映画でその関係を見た孫娘の反応についても触れている。「『映画でおばあちゃんがいちゃついているのになんて観たくない』と彼女は言っていたわ」
2023年発表のドキュメンタリーでジョーン・バエズはボブ・ディランとの交際について「がっかりするものだった」と述べており、その後、許したものの連絡を取ることはなかったと語っている。
映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』は「1960年代初頭、後世に大きな影響を与えたニューヨークの音楽シーンを舞台に、19歳だったミネソタ出身の一人の無名ミュージシャン、ボブ・ディランが、フォーク・シンガーとしてコンサートホールやチャートの寵児となり、彼の歌と神秘性が世界的なセンセーションを巻き起こしつつ、1965年のニューポート・フォーク・フェスティバルでの画期的なエレクトリック・ロックンロール・パフォーマンスで頂点を極めるまでを描く」作品で、主演のティモシー・シャラメがボブ・ディランを演じている。
先日、ボブ・ディランは自身に関する映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』についてソーシャル・メディアで言及している。
「もうすぐ公開になる『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』(なんてタイトルだろう)というタイトルの映画があるんだ」とボブ・ディランはツイートしている。「ティモシー・シャラメが主演を務めている。ティミーは優れた俳優で、僕だと完全に信じられるものになったと思っている。若い頃の僕、少し別の僕だよ」
ボブ・ディランは次のように続けている。「映画は2015年に刊行されたイライジャ・ウォルドの著作『ディラン・ゴーズ・エレクトリック!』を原作としている。60年代初頭の出来事からニューポートでの失態までを素敵に振り返ってくれている。映画を観た後、読んでみてくれ」
映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』は日本では2025年2月28日より公開されることが決定している。
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