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ビリー・アイリッシュの兄であるフィニアスはビリー・アイリッシュがグラミー賞を受賞できなかったことを受けて、「他のアーティストのファンと揉める」ことはないように呼び掛けている。

第67回グラミー賞授賞式は現地時間2月2日にロサンゼルスで開催されており、ビリー・アイリッシュは兄のフィニアスと共に7部門にノミネートされていたが、受賞を逃している。しかし、ビリー・アイリッシュはこれまでに31部門にノミネートされており、9つのグラミー賞を受賞している。

今回、フィニアスは自身のインスタグラムのストーリーでビリー・アイリッシュが受賞を逃したことについて他のアーティストのコメントで揉め始めたりすることがないように忠告している。「素晴らしいグラミーだった。多くの素晴らしい楽曲やアルバムの中でノミネートされて光栄だったよ。僕やビリーの写真をプロフィール写真にしている人が他のアーティストのファンとコメント欄で揉めているのは見たくないね」

フィニアスはメッセージを次のように締めくくっている。「平和にいきましょう。みなさん、おめでとう」

ビリー・アイリッシュのファンにはレコード・アカデミーからの受賞を逃したことでショックを吐露している人物もいて、次のようにツイートしている。「ビリー・アイリッシュとテイラー・スウィフトの受賞がなかったグラミーの一夜は別世界のようだった」

別の人物は次のように述べている。「どういうこと? ビリー・アイリッシュがグラミー賞を受賞しなかった。デビュー・アルバム以来のビッグなアルバムなのに」

ビリー・アイリッシュとフィニアスはグラミー賞授賞式でアルバム『ヒット・ミー・ハード・アンド・ソフト』より“Birds Of A Feather”を披露している。“Birds Of A Feather”は最優秀楽曲賞にノミネートされていたが、ケンドリック・ラマーの“Not Like Us”が受賞しており、最優秀アルバム賞はビヨンセの『カウボーイ・カーター』が受賞している。

ビリー・アイリッシュはグラミー賞授賞式でドーチーのパフォーマンスに称賛を寄せたアーティストの一人となっている。

ドーチーによるパフォーマンスはグラミー賞授賞式のハイライトの一つとなっており、ジェイ・Zやシザもスタンディング・オヴェーションで迎えており、ビリー・アイリッシュは「オー・マイ・ゴッド!」と口にする様子が中継では映し出されている。

また、グラミー賞授賞式では司会のトレヴァー・ノアがドナルド・トランプ大統領によるカナダ、メキシコ、中国に対する関税政策について冗談を飛ばし、アリシア・キーズとシャキーラはアメリカの現状に触れて、多様性を重視する姿勢を表明している。

最優秀新人賞を受賞したチャペル・ローンはレコード会社に対してアーティストに「生計を立てられる収入」を支払うことを求めて批判している。

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