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ドクター・ドレーはケンドリック・ラマーの“Not Like Us”について初めて公の場で自身の見解を語っている。

昨年、ドレイクとケンドリック・ラマーによる対立が熱を見せる中でケンドリック・ラマーは全米シングル・チャートの1位を獲得した“Not Like Us”をリリースしている。“Not Like Us”は第67回グラミー賞で最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞にノミネートされている。

ケンドリック・ラマーは昨年6月に一夜限りのコンサート「ザ・ポップ・アウト」をロサンゼルスで開催しており、多くのスペシャル・ゲストを迎えて、ドレイクとの対立の中でリリースしてきた楽曲をほぼすべて披露している。コンサートの終盤ではドクター・ドレーが登場して、“Still D.R.E”と“California Love”を披露しており、最後の“Not Like Us”を迎える形となっていた。ケンドリック・ラマーは“Not Like Us”を5回繰り返しで演奏している。

ドクター・ドレーはケンドリック・ラマーの恩人として知られており、彼が2011年にアフターマスならびにインタースコープと契約している。

今回、ドクター・ドレーはポッドキャスト『アンユージュアル・サスペクツ』に出演して、一夜限りのコンサート「ザ・ポップ・アウト」について語っている。

ドクター・ドレーはその中でラッパーのビーフに巻き込まれたり、どちらかの陣営につくのは好きではないが、ドレイクがケンドリック・ラマーの家族に矛先を向け始めたことを受けて、支持を表明する必要性を感じたと語っている。

ドクター・ドレーは次のように語っている。「あのレコードは好きなんだ。カメラに向かって言うよ。ネガティヴになりたいわけじゃない。自分のやっていることはどれもポジティヴに、前に進んだりするためのものだ。でも、ドレイクがケンドリック・ラマーの妻や子どもについてネガティヴなことを言っているのを聞いて、『ああ、アディオス』と思うことになったんだ」

ケンドリック・ラマーは日本時間2月10日に開催されるスーパーボウルのハーフタイム・ショーでヘッドライナーを務めることが決定している。現時点で発表されているスペシャル・ゲストはシザのみだが、ドクター・ドレーも出演する可能性がある。ケンドリック・ラマーはドクター・ドレーがヘッドライナーを務めた2022年のハーフタイム・ショーに出演している。

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