Photo: Polocho

サーカ・ウェーヴスは本日リリースの新作より“Let’s Leave Together”のミュージック・ビデオが公開されている。

“Let’s Leave Together”は本日1月31日にリリースされる通算6作目となるニュー・アルバム『デス&ラヴ,パート1』に収録されている。

“Let’s Leave Together”のミュージック・ビデオはこちらから。

サーカ・ウェーヴスは2023年1月にツアーをキャンセルすることになったが、この時、フロントマンであるキエラン・シュッダルはウイルス性心膜炎の手術で緊急入院することとなっている。

この手術の成功と「今を生きる」という意識がニュー・アルバムに深く影響を与えたとキエラン・シュッダルは『NME』に語っている。「このアルバムを作る前に死ぬかもしれないと思ったんだけど、そうはならずに愛する音楽のアルバムを作ることになった。それで枷が外れたところがあって、生きている喜びと楽しさを改めて発見することになった」

心臓の病気についてキエラン・シュッダルは次のように語っている。「心臓に痛みがある問題を抱えていたんだけど、数ヶ月そのままにしてツアーをやっていたんだ。医者は炎症だと言ったんだけど、苦しかったからCTスキャンの検査を受けたら、医者から電話がかかってきて『動脈の1本が完全に詰まっていて、死ぬかもしれないから、入院してくれ』と言われたんだよ。2日間にわたって手術台で心臓を開いて、チューブを入れられることになって治そうとしたんだ」

キエラン・シュッダルは次のように続けている。「純粋に怖かったよ。アルバムの歌詞でもそのことには少し触れている。妻も子どももいるから、彼らを残していくなんて気が狂いそうだった。アルバムの曲はすぐにできたんだけど、感情が高ぶっていたからだと思う。その後の生きていく方法を学ぶことになった。ああいうことがあるまでは無敵だと思っていた。他人にあることで、自分ではないと思っていた。でも、それが人生に新たな活力を与えてくれることになったんだよ」

アルバムのストリーミングはこちらから。

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2025 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ