ザ・ビートルズのドラマーであるリンゴ・スターはアメリカのテレビ番組でピザを食べたことがないと語っている。
今月、T・ボーン・バーネットをプロデューサーに迎えたカントリー・アルバム『ルック・アップ』をリリースしたリンゴ・スターは『ジミー・キンメル・ライヴ!』に出演して、インタヴューに応じている。
司会のジミー・キンメルはリンゴ・スターをめぐる逸話について真偽を確認したいとして「ピザを食べたことがないというのは本当ですか」と尋ねている。
リンゴ・スターは次のように答えている。「ピザは食べたことがないんだ。カレーもね」
リンゴ・スターはその理由について次のように説明している。「いくつか食品のアレルギーがあってね。ピザは半分くらいの確率で何が乗せてあるのか分からないだろ。すぐに具合が悪くなってしまうことがあってからは厳しくしているんだ」
ジミー・キンメルが「ずっとあなたは最高の人生を送っていると思っていましたが、私のほうがいいですね」と冗談を飛ばすと、リンゴ・スターは次のように応じている。「君のほうがいいよ。だって、ピザを食べたことがあるんだからね」
昨年、リンゴ・スターはT・ボーン・バーネットと共にカントリーのプロジェクトに取り組んでいることを明かしていた。『フォックス・ニュース』に対してリンゴ・スターはT・ボーン・バーネットが書いた曲について「これまで聴いた中でも最も美しいカントリー・ソングの一つだったんだ。それで『カントリーの作品を作ってみよう』と思ったんだ」と語っている。
T・ボーン・バーネットはリンゴ・スターについて次のように続けている。「彼は素晴らしいシンガーなんだ。リンゴはロックンロールの歴史でも最高の二人のシンガーがいるバンドにいたから、みんな真剣にシンガーとしては捉えていないけど、彼が歌った“What Goes On”や“Act Naturally”、“Honey Don’t”といった曲を聴けば、ザ・ビートルズでも素晴らしいカントリー・ソングをやっているんだよ。リンゴ・スターというのはカウボーイの名前だけど、それは彼が子どもの頃にカウボーイになりたかったからなんだ。あの頃はみんなそうだった。ジーン・オートリーになりたかったんだ」
アルバムのストリーミングはこちらから。
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