レディー・ガガは通算7作目となるニュー・アルバム『メイヘム』をリリースすることを発表している。
ニュー・アルバム『メイヘム』は3月7日にリリースされることが発表されている。発表に先立ってニューヨークやラスベガスといった大都市ではアルバム・タイトルとリリース日が記された屋外広告が登場していた。
14曲が収録されるアルバムはレディー・ガガ、マイケル・ポランスキー、アンドリュー・ワットがエグゼクティヴ・プロデューサーを務め、サーカットやゲサフェルスタインといったプロデューサーが参加している。
プレス・リリースではアルバムについて「新鮮で恐れを知らないアーティストとしての視点を取り入れながらレディー・ガガの幅広い音楽的なライブラリーから引き出された万華鏡的アプローチによる初期のサウンド」が展開されていると評されている。
「このアルバムは初期のファンが大好きだったポップ・ミュージックに戻ってくるという恐れと向き合うことから始まりました」とレディー・ガガはプレス・リリースで述べている。
レディー・ガガはアルバムを作るプロセスについて「粉々に割れた鏡を再び繋ぎ合わせるということ。完璧に元に戻すことができなくても、まったく新しいやり方で美しいものを作り出すことはできるのです」と評している。
レディー・ガガはアルバムからのサード・シングルを第67回グラミー賞授賞式のコマーシャルで発表することが決定しており、ミュージック・ビデオと共に公開される。
レディー・ガガは映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』のコンパニオン・アルバム『ハーレクイン』を昨年9月にリリースしている。それ以外で最新のアルバムはトニー・ベネットとのデュエットとなった2021年発表の『ラヴ・フォー・セール』となっている。
昨年10月にはアルバムからの正式なファースト・シングルである“Disease”がリリースされている。それ以外の情報はほとんど明らかにされていないものの、レディー・ガガは“Die With A Smile”が「アルバムの大きな部分を占めることになる」と語っている。
レディー・ガガは先日アルバムの「真の混沌」について語っている。米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューでレディー・ガガはアルバムに「できるだけ多くのサウンドを詰め込もうとした」と語っている。レディー・ガガはポジティブなことが起こる前に「光を見ようともがく」感覚をLPで表現したかったと説明している。
「他には愛だけを歌った瞬間もあって、ものすごくドリーミーなの」とレディー・ガガは続けている。「私にとっては真の混沌よね。光が見えないような瞬間もある。内なる混沌を困難なものにしているのは時折、太陽を一目見れてしまうからだとも思う。というのも『ずっと太陽が照らしていてほしい』と思ってしまい、自分にないものを思い出してしまう」
レディー・ガガは次のように締めくくっている。「だから、このアルバムにはそのすべてがある。全方位の体験よね」
レディー・ガガはグリーン・デイ、ポスト・マローンと共に今年のコーチェラ・フェスティバルでヘッドライナーを務めることが決定している。また、レディー・ガガは現地時間1月30日に開催されるロサンゼルスの山火事を受けてのチャリティ・コンサートにビリー・アイリッシュやスティーヴィー・ニックスらと共に出演することも決定している。
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