サブリナ・カーペンターは彼女のイメージに対するストック・エイトキン・ウォーターマンの発言について反論している。
先日、ピート・ウォーターマンは『ザ・サン』紙のインタヴューでサブリナ・カーペンターの名前を挙げながら女性にとって弊害をもたらすと述べていた。
「サブリナ・カーペンターが少女のような格好をしているのを見ると、気分が悪いよね。彼女にそんな必要はないんじゃないかな。彼女には素晴らしい才能があるのに、この業界は女性たちに少女のような格好をさせている。そういうものが自身のウェブサイトに若い男性たちを連れてこれると知っているからだよね」
ピート・ウォーターマンは次のように続けている。「あれはクレイジーだよ。敬意を得たいのなら、Gストリングで出てきてはいけないよ」その後、マイク・ストックはサブリナ・カーペンターの性的な歌詞について「つまらない」と述べている。
サブリナ・カーペンターは最新作『ショート・アンド・スウィート』のヒットもあって昨年最も成功を収めたアーティストの一組となっている。アルバムには“Espresso”、“Please Please Please”、“Taste”といった曲が収録されており、サブリナ・カーペンターはシングル・チャートで21週首位を獲得している。
今回、サブリナ・カーペンターは『ザ・サン』紙のインタヴューでストック・エイトキン・ウォーターマンの発言に反論している。「私のメッセージは常にクリアーだった。セクシュアリティに自信のある女の子が手に負えないのなら、私のライヴに来ないでほしい」
サブリナ・カーペンターが外見で判断されることは「新しいことではない」として次のように続けている。「女性アーティストはずっと辱められてきた。2000年代はリアーナで、1990年代はブリトニー・スピアーズで、80年代はマドンナだった。そして、今は私。女性パフォーマーは歌詞や服装、パフォーマンスにおいてセクシュアリティを受け入れるべきではないといつも言われてきた」
サブリナ・カーペンターは次のように続けている。「まったくもって時代に逆行している。私を侮辱する人たちは私がセルフケアやボディ・ポジティヴ、失恋に話をしてもコメントはしない。どれも普通の25歳だったら経験することなのに。私のパフォーマンスのセクシャルな側面についてだけ話をしたいのよ」
サブリナ・カーペンターは昨年行ったアメリカ・ツアーでも同様の発言を行っている。
「みんながどんな服装をするか強い意見を持っている母親というのはまだまだいると思う」とサブリナ・カーペンターは語っている。
「私として言えるのはライヴに来てくれなくても大丈夫ということだけね。残念ながら批判されることもあったけど、正直なところ、世界で一番怖いのは、大勢の観客の前でステージに立ち、何事もなかったかのようにパフォーマンスをしなければならないことなの。それをやる手助けとなるのが自分が心地よいと感じる服装だとしたら、そうするしかないから」
サブリナ・カーペンターは今年のグラミー賞で6部門にノミネートされており、ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーは“Espresso”を2024年で最高の曲を評している。
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