メガデスのフロントマンであるデイヴ・ムステインは家族と共に新たなワインのブランド「ハウス・オブ・ムステイン」を立ち上げている。
この試みは音楽、カルチャー、そして上質なワイン造りを融合したもので、代表取締役である親族のパメラ・ムステイン、副社長兼ソムリエであるエレクトラ・ムステイン、ジャスティス・ムステインと共にデイヴ・ムステインは事業に取り組むことになるという。
ナッシュヴィルを拠点とするハウス・オブ・ムステインはイタリア、カリフォルニア、そして世界中の新興産地のブドウ畑からブドウを調達し、「現代的な革新」と共に「純粋主義的な技術」を採用するという。
ハウス・オブ・ムステインはメガデスとサンディエゴ・シンフォニーのコラボレーションによって2013年に発売されたシンフォニー・インターラプテッド・カベルネ・ソーヴィニヨンが元になっていて、今回は合計10種類の少量生産限定ワインを開発しており、各ワインにはバンドの曲名が付けられている。
ブランドの開始を記念してナッシュヴィルでは2つのイベントが開始される予定で、イタリア料理店のヨーランではハウス・オブ・ムステインのワインを楽しめるテイスティング・メニューとレセプションが展開され、2月22日にはエディブル・ナッシュビルと提携して、フリスト・アート・ミュージアムでは「ファーム・トゥ・テーブル」というイベントが開催される。
メガデスは昨年12月末にニュー・アルバムに取り組むためにスタジオに戻ったことが報じられている。2022年に発表された『ザ・シック、ザ・ダイイング…アンド・ザ・デッド!』に続く新作はメガデスにとって通算17作目のアルバムとなる。ただし、スタジオに入ったのはデイヴ・ムステイン1人と見られている。
一方、デイヴ・ムステインは昨年11月にメタリカのマネージャーから侮辱の言葉を受けて、間際で手術を取りやめた逸話について語っている。
「『ビッグ4』のツアーでヤンキー・スタジアムでライヴをやる予定になっていたんだけど、首を癒着させる手術を行わなければいけないと言われたんだ」とデイヴ・ムステインは語っている。
「それで手術台に横たわっていたんだけど、うちのマネージャーが『メタリカのマネージャーが腰抜けと言っていたよ。首を癒着させなければいけないから、ライヴはやらないんだろってね』と言ってね」
デイヴ・ムステインは「根性なし呼ばわり」されたことで直前で手術台から身体を起こして、「ステロイドやなんか」を注射して、ライヴに向かったという。「でも、治療に関しては素晴らしい結果になったんだ」
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