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アークティック・モンキーズはデビュー・アルバム『ホワットエヴァー・ピープル・セイ・アイ・アム、ザッツ・ホワット・アイム・ノット』がリリースから19年を迎えて、アルバム・ジャケットの人物が今やっていることが話題となっている。

2006年発表のデビュー作のアルバム・ジャケットでタバコを吸っているクリス・マクルーアは、2004年の誕生日パーティーでレヴェランド&ザ・メイカーズ、ミルバーン、アークティック・モンキーズの面々がオアシスをカヴァーしていた映像も先日話題となっていた。

『ホワットエヴァー・ピープル・セイ・アイ・アム、ザッツ・ホワット・アイム・ノット』は1月23日にリリースから19年を迎えたが、クリス・マクルーアが架空のアマチュア・サッカー・クラブのパロディ動画を投稿していることが話題となっている。

クリス・マクルーアは動画でスティーヴ・ブラックノールという人物を演じており、架空のアマチュア・サッカー・クラブ、ロイヤル・オークFCの監督という役どころとなっている。

TikTok

「TikTokのサンデー・リーグの監督、スティーヴ・ブラックノールがあの人だということを発見してしまった」とある人物は反応している。

別の人物は「スティーヴ・ブラックノールがアークティック・モンキーズのあの人物だと知った人はみんな騙されたはずだ」と述べている。

さらに別の人物は「スティーヴ・ブラックノールが史上最高のアルバムの一つでジャケットに登場しているなんて信じられない」と述べている。

クリス・マクルーア本人もソーシャル・メディアでスティーヴ・ブラックノールが自身であることを認めている。「2024年は人生でも最も強烈な1年だった。父を亡くしたことが一番困難だった。赤ん坊を育てていて、仕事は辞めた。国中に広がった仕事をしている。その間もサンデー・リーグのサッカー・クラブでアシスタント・マネージャーを演じていたんだ」

アルバム・ジャケットを撮影するのにアークティック・モンキーズは70ポンドをクリス・マクルーアに渡してリヴァプールで飲みに出かけ、写真はリヴァプールのコロヴァ・バーで早朝に撮影されている。

「自分はスツールに座っていた。さらにウィスキーを飲まされ、途中で吐いてしまった。すべてが朦朧としていたね」とクリス・マクルーアは以前に振り返っている。

「嬉しかったけど、こんなに大きなことになってしまうとは理解できていなかったよね。2006年1月、アルバムがリリースされた日になって『クソッ、なんてことに巻き込まれてしまったんだ?』と思ったよ」

2021年、アルバムがリリースから15周年を迎えた時にクリス・マクルーアはカラーの写真を公開して、写真がアルバム・ジャケットに使われたことについて振り返っている。

「15年か。なんてアルバムだろう。あれから何人かの素晴らしい人々に出会えた。文字通り写真が使われてからね。関わることができて嬉しいよ」

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