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TOTOのスティーヴ・ルカサーはウィーザーが“Africa”をカヴァーしたことへの不満を語っている。

ウィーザーは2018年にファンからの要望を受けて、TOTOの“Africa”をカヴァーしている。当初、ファンからのリクエストを受けて、ウィーザーはTOTOの“Rosanna”をカヴァーしていたが、最終的には“Africa”もカヴァーしており、アナログ盤でもリリースされている。

そのお返しとしてTOTOはウィーザーの“Hash Pipe”をカヴァーしている。カヴァーはヴァンクーヴァー公演で初披露された後、スタジオ・ヴァージョンがリリースされている。

当時、TOTOはウィーザーによる“Africa”のカヴァーについて「B++」という評価を与えており、ウィーザーは「見事にやってのけたね」と語っていた。

今回、スティーヴ・ルカサーはポッドキャスト『ニュー&アプルーヴド』に出演して、両者の関係についてそれほど友好的ではないことを明かしている。司会のマット・ピンフィールドがリヴァース・クオモは“Africa”という曲を大好きなはずだと語ると、スティーヴ・ルカサーはすぐに言葉を遮っている。

「彼があの曲を大好きかどうかは知らないけどさ。そういうことじゃないと思っているんだよね」とスティーヴ・ルカサーは語っている。

スティーヴ・ルカサーはウィーザーによるTOTOの“Africa”のカヴァーは好意によるものだとは考えていないが、最終的にTOTOとして満足していると述べている。「あのカヴァーというのはからかうためにやったと思っているんだ。でも、そうはならなかったんだよ」とスティーヴ・ルカサーは語っている。「今では彼らも毎晩、演奏しなきゃいけないようなことになったんだ」

スティーヴ・ルカサーはリヴァース・クオモが自分に対してオープンではなかったとも語っている。「連絡を取って、友好的になろうとしたんだけど、おかしな感じになったんだ」と彼は説明している。「だから、関わりたくはない。でも、ピース&ラヴだからね。彼らにとっても良かったと思うし、僕らにとっても良かった。幸運を祈っているよ」

TOTOは今年UK&ヨーロッパ・ツアを行うことが決定している。ロンドンのウェンブリー・アリーナ公演は2月5日に行われる予定となっている。

昨年、ウィーザーはトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの“Here Comes My Girl”をカヴァーした音源も公開されている。“Here Comes My Girl”のカヴァーはアップルTV+で配信されているドラマ『バッド・モンキー』に提供された楽曲となっている。

“Here Comes My Girl”のカヴァーはこちらから。

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