テイラー・スウィフトは上海公演の開催に向けて地元当局と「事前協議」を行ったと報じられている。
ロイター通信によると、上海市文化観光局のチャン・チー副局長は中国メディア『ザ・ペーパー』に対してテイラー・スウィフトのチームと会談したことを明かしている。
「最終的に実現するかどうかについては上海という都市の魅力や市場に左右されることになると思っています」とチャン・チー副局長は語っている。「しかし、今年中に希望があるかもしれないと楽観視しています」
『NME』はテイラー・スウィフトのスポークスパーソンに対してコメントと求めている。
テイラー・スウィフトは北米、ヨーロッパ、南米、アジア、オセアニアで開催された「ジ・エラズ」ツアーを昨年12月8日にヴァンクーヴァーのBCプレイス・スタジアムで行われた公演で締めくくっている。ツアーは21ヶ月149公演に及ぶもので、『ニューヨーク・タイムズ』紙によれば、世界全体での興行収入が20億7761万8725ドルとなることが報じられている。
また、テイラー・スウィフトの通算11作目のアルバム『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント: ザ・アンソロジー』はUKでのアナログ盤の売り上げが11万2000枚に達して、2024年の年間トップに立っている。テイラー・スウィフトがUKで最も売れたアナログ盤のアルバムでトップに立つのは3年連続で、2023年には『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』で、2022年には『ミッドナイツ』でトップに立っている。
一方、テイラー・スウィフトは壊滅的な被害を与えているロサンゼルスの山火事について自身の思いを明らかにしている。
テイラー・スウィフトはインスタグラムのストーリーでカリフォルニア州の火災について次のようにコメントしている。「カリフォルニア州の火災は多くの家族に壊滅的な被害を与えました。そうした事態が進んでいるのを目にして胸を痛めています。多くの苦しみ、喪失、破壊がありました。多くの人々が人生で最も困難な時期を迎えている中でも地域の再建を支援するために協力している素晴らしい団体もあります」
テイラー・スウィフトは211 LA、カリフォルニア・コミュニティ財団、ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ロサンゼルス支部、ロサンゼルス消防局財団、ロサンゼルス統一学区教育基金、ミュージケアーズといった団体に寄付を行ったことを明らかにしている。
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