ドリーム・シアターのドラマーであるマイク・ポートノイはテイラー・スウィフトの“Shake It Off”を初めて聴いてドラムを披露する動画が公開されている。
これは「ドラメオ」の人気企画「ファースト・タイム」に出演したもので、マイク・ポートノイはテイラー・スウィフトの“Shake It Off”を初めて聴いてドラムを披露するチャレンジを行っている。
ドラム・トラックなしで演奏された曲の断片を聴いたマイク・ポートノイは初めて聴いている間にジャムを始めており、曲のことも、テイラー・スウィフトの曲であることも知らなかったと述べている。
マイク・ポートノイによる動画はこちらから。
マイク・ポートノイは曲をもう一度聴きながら、この曲のドラム譜の書き方が分からないと語っている。「ボブ・ディランみたいだね。すべてがヴァースなんだ。キーが変わることもない。どんなドラム譜を書けばいいのか分からない。とにかくジャムってみるよ」
2度目のテイクでツーバスと激しいフィルを披露した後、マイク・ポートノイはテイラー・スウィフトの曲だと告げられて、次のように語っている。「なんてこった! この曲ってテイラー・スウィフトなの? 地球上でも最もビッグなアーティストだよね。知らなかったよ」
マイク・ポートノイは次のように続けている。「テイラー、本当に申し訳ない。すぐにでも君と演奏してみたいけど、こんな風には演奏しないから」
「テイラー・スウィフトを聴いたことがないなんて言えないよ。私の面目をつぶしてくれたね」
テイラー・スウィフトは昨年12月8日にヴァンクーヴァーのBCプレイス・スタジアムで行われた公演で「ジ・エラズ」ツアーを締めくくっている。ツアーは世界全体での興行収入が20億7761万8725ドルとなることが報じられている。
これはは今年8月にロック・ツアーとして史上最高の興行収入を上げたコールドプレイの『ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ』ツアーを含め、これまでの記録の2倍に相当するものとなっている。
また、テイラー・スウィフトの通算11作目のアルバム『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント: ザ・アンソロジー』はUKでのアナログ盤の売り上げが11万2000枚に達して、2024年の年間トップに立っている。テイラー・スウィフトがUKで最も売れたアナログ盤のアルバムでトップに立つのは3年連続で、2023年には『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』で、2022年には『ミッドナイツ』でトップに立っている。
一方、ドリーム・シアターはマイク・ポートノイ復帰第1弾となる通算16作目のオリジナル・アルバム『パラソムニア』を2月7日にリリースすることが決定している。新作『パラソムニア』は全8曲・71分で構成され、プロデュースはジョン・ペトルーシ、エンジニアリングはジェイムズ・“ジミーT”・メズリン、ミキシングはアンディ・スニープ、そしてアートワークはヒュー・サイムが手掛けている。
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