Photo: GETTY

ビヨンセはロサンゼルスの山火事を受けて現地時間1月14日に予定していた発表を延期することを表明している。

ビヨンセはNFLクリスマス・デイ・ハーフタイム・ショーの放送後、謎めいた映像と共に何かしらの発表があることを予告していた。

予告を受けてアルバム『カウボーイ・カーター』に伴うツアー、ないしは『ルネッサンス』、『カウボーイ・カーター』に続く『アクトIII』のアルバムが発表されるのではないかという憶測を呼ぶこととなっていた。ツアーの噂はライヴ・ネイションが自社のソーシャルメディア・チャンネルにプロモ・ヴィジュアルを掲載したことで、さらに火が点くこととなっている。

今回、ビヨンセはソーシャル・メディアでカリフォルニア州で山火事への対応が続く中で発表を延期することを表明して、山火事の被害を受けた人々への共感を示している。

「ロサンゼルス一帯の今も続く山火事の惨状を受けて1月14日の発表は後日に延期されます」とビヨンセは述べている。

「トラウマと喪失感に苦しむ家族のために癒しと再建を祈り続けています。ロサンゼルスのコミュニティを守るために絶え間なく働き続けている勇敢な消防・救急隊員がいてくれるなんて本当に恵まれていると思います」

ビヨンセは自身の非営利団体「ビーグッド」を通して山火事の支援活動に参加するように呼び掛けている。

ビヨンセは先立って「ビーグッド」を通じて山火事の救済ファンドに250万ドル(約3億9000万円)を寄付することを発表している。

「ロサンゼルス、私たちはみなさんの味方です」とビーグッドは声明を発表している。「ビーグッドはロサンゼルス火災救済ファンドに250万ドルを寄付したことを発表して行動を起こしています」

「このファンドは自宅を失ったアルタデナ/パサデナ地域の家族への支援や、山火事で被害を受けた人々の緊急のニーズに対応するため、教会やコミュニティ・センターに使われます」

先週、ビヨンセの母親であるティナ・ノウルズはマリブのバンガローを焼失したことを明かしている。「大好きな場所で、聖域で、神聖な幸せの場所でした。今やそれもなくなってしまいました」

別のニュースとしてはザ・ウィークエンドは「ロサンゼルス郡の人々への敬意と配慮から」ニュー・アルバム『ハリー・アップ・トゥモロー』のリリースを延期している。メタリカはロサンゼルスの山火事の支援として50万ドルを寄付している。

BBCによれば、今回の山火事で少なくとも24人が亡くなっており、23人が行方不明となっている。9万人以上が今も避難状況にあり、カリフォルニア州の森林消防局はロサンゼルス全域で4件の火災が「進行中」だとしている。

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2025 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ