ザ・ビートルズのドラマーであるリンゴ・スターはソロ・アーティストとして活動することには興味がなく、「バンドでだけやっていきたい」と語っている。
リンゴ・スターは1980年代からオールスター・バンドとツアーを行っている。リンゴ・スターは『サンデー・タイムズ』紙の新たなインタヴューで「一人で活動していく」意欲はなくなってきていることについて説明している。
「バンドでだけやっていきたいんだ」とリンゴ・スターは『サンデー・タイムズ』紙に語っている。「一人で活動していきたくはないんだよね。ツアーに出てもドラムだけで“Yesterday”をやるなんて無理だからね」
リンゴ・スターは先日T・ボーン・バーネットをプロデューサーに迎えたカントリー・アルバム『ルック・アップ』をリリースしている。T・ボーン・バーネットはアルバムに収録されている11曲のうち9曲を共作している。
リンゴ・スターはT・ボーン・バーネットが興味深い曲を送ってくるまではカントリー・アルバムを作る予定はなかったと語っている。「彼がすごく美しいカントリーの曲を送ってくれたんだ。その曲には今でも衝撃を受けているんだよね。彼が送ってくるのはロックやポップなんだろうなと思っていたんだよね。そういう世界の人だと思われていると思っていたんだ」
アルバムには“Time On My Hands”やアリソン・クラウスが参加している“Thankful”といった楽曲が収録されており、2019年以来となる形でビリー・スワンとブルース・シュガーも参加している。
リンゴ・スターは1月14日・15日にナッシュヴィルのライマン・オーディトリアムで2公演を行うことが決定している。
リンゴ・スターはポール・マッカートニーのロンドン公演で共演を果たしている。アンコールでポール・マッカートニーは大きな歓声を受けながら次のように語っている。「みんなにはもう一つサプライズがあるんだ。偉大なる唯一無二のリンゴ・スターをステージに迎えたいと思う」
リンゴ・スターがステージに現れると、ポール・マッカートニーは「ロックをやろう。ドラム・キットについてくれ」と声をかけている。二人はザ・ビートルズの名曲“Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band (Reprise)”と“Helter Skelter”を演奏している。
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