Photo: Harrison Gishman
スクイッドは来たるニュー・アルバムより新曲“Building 650”がミュージック・ビデオと共に公開されている。
新曲“Building 650”は2月7日にリリースされる通算3作目となるニュー・アルバム『カワーズ』に収録される。アルバムからはリード・シングル“Crispy Skin”も公開されている。
“Building 650”はメンバーのオリー・ジャッジによれば「初めて日本を訪れた時のこと」に影響を受けたとのことで、フェリック・ギーン、ダイスケ・ハセガワ、達上空也が監督したミュージック・ビデオと共に公開されている。
“Building 650”のミュージック・ビデオはこちらから。
「2022年のサマーソニックに出演したんだけど、幸運にも新型コロナウイルスの渡航禁止が解除された2日後にブッキングされたんだ。そのおかげで、僕らは東京で数少ない海外渡航者になった」とオリー・ジャッジは説明している。
「興奮のあまり飛行機で村上龍の『イン ザ・ミソスープ』を読んで、映画『ロスト・イン・トランスレーション』を観た。それで日本を訪れるアウトサイダーの歌詞を書くことにした。自分の国とは違う国を訪れる時の独特の孤独感だよね。東京の孤独感というのは大きく感じられるもので、表面的には慌ただしく、人でいっぱいだけど、耳を済ませると不気味なほど静かなんだ」
サード・アルバム『カワーズ』は2022年の11月から2023年4月までの6ヶ月間で制作されたという。スタジオは前作で用いたウィルトシャーの片田舎にある「リアル・ワールド」に代わり、ポール・エプワースが運営するロンドンの「ザ・チャーチ」を使用し、マーキュリー賞受賞プロデューサーのマルタ・サローニとグレース・バンクスとともにレコーディングされている。本作のテーマは「悪」ということで、実在する人物や想像上のキャラクターたちが、善と悪の間に横たわる暗い海に足を踏み入れていく姿を描き出しているという。
リリースの詳細は以下の通り。
label : BEAT RECORDS /WARP RECORDS
artist : SQUID
Title：Cowards
release：2025.2.7
CD 国内盤
BRC776(解説書/歌詞対訳付き/ボーナストラック追加収録)
¥ 2,600 +tax
01. Phenomenal World *Bonus Track
02. Crispy Skin
03. Building 650
04. Blood On The Boulders
05. Fieldworks I
06. Fieldworks II
07. Cro-Magnon Man
08. Cowards
09. Showtime!
10. Well Met (Fingers Through Fences)
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