ポスト・マローンはシングル・マザーのバーテンダーにクリスマス・プレゼントとして20000ドル(約314万円)のチップを渡したことが明らかになっている。
幼い娘のために2つの仕事を掛け持ちしているシングル・マザーのバーテンダーであるレニー・ブラウンはインスタグラムでポスト・マローンの計らいについて触れている。「クリスマス・イヴも仕事に行ったんですが、悲しかったのは赤ちゃんの娘を残していかなければならなかったことです。神様が私にクリスマスの奇跡を起こしてくれるなんて思ってもいませんでした。この人は間違いなく幸運にもこれまで会えた中でも最も謙虚でいい有名人でした。彼はクリスマス・イヴに人生を変えてくれました。ずっと感謝していきます」
レニー・ブラウンは『ミュージック・メイヘム』のインタヴューでポスト・マローンとシャブージー、数人の仲間がビヨンセのNFLクリスマス・デイ・ハーフタイム・ショー出演前のクリスマス・イヴにヒューストンの小さなダイヴ・バーであるザ・レールヤードを訪れたことを明かしている。
レニー・ブラウンは同僚にポスト・マローンが店に来たと言われたものの、30分ほどしてその目で彼を見るまでは冗談だと思っていたという。「常連客には変なことを言って彼を困らせないでと伝えました。下町のダイヴ・バーですから、普通の感覚を味わうためにこういう場所を選んだと思ったのです」
会計は別の人物が行っていたが、ポスト・マローンはレニー・ブラウンに何かしらの会計を行うように求めたという。そのおかげでポスト・マローンはチップを支払うことができたと彼女は説明している。「レジで会計をするように言われたので、1ドルかなんかの支払いを求めるレジを打ちました。私は閉店作業を続け、すべての小切手を回収しながら、レジで私のチップを入力することになりました。彼が書いた金額を受け取ってみたら、それは20000ドルだったのです」
「私はすぐに泣き出してしまいました。家を離れ、バーの裏側に入ったわけですが、彼らがやってきたことを受け止めようとしていたら、その上チップをもらって、心動かされる夜でした。掃除の手を止めて、彼と話をして、お礼を言うこともできました。泣きながらお礼を言いましたが、彼はこのことが私にとってどれほどの意味があるのか分かっていなかったんじゃないかと思います」
ポスト・マローンは昨年8月に最新作『F-1トリリオン』をリリースしており、9曲のソロ・トラックを追加した『F-1トリリオン:ロング・ベッド』もサプライズでリリースしている。アルバムにはドリー・パートン、ティム・マッグロウ、ルーク・コムズ、ブレイク・シェルトン、ブラッド・ペイズリーらが参加している。
また、ポスト・マローンは今年4月にグリーン・デイ、レディー・ガガと共にコーチェラ・フェスティバルのヘッドライナーを務めることも決定している。ポスト・マローンはジェリー・ロールとシエラ・フェレルと共に北米を回るスタジアム・ツアーを行うことも決定している。
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