PRESS

Photo: PRESS

ジェイムス・ベイは、ブリット・アウォーズに関するリリー・アレンの発言に対して報復したとされる自身のコメントについて釈明している。

リリー・アレンは、ブリット・アウォーズにおける2016年のノミネート候補について、スケプタやストームジ―のようなアーティストを無視していて、「黒人の才能を理解していない」と激しく攻撃するコメントを行っている。また、投票は「戦略的」なものであり、「ブリット・アウォーズはアラン・パートリッジ(人種差別的発言を連発するコメディ・キャラクター)の承認による祭典」だとも語っている。

最優秀ブリティッシュ男性ソロ・アーティストにノミネートされ、授賞式当日にパフォーマンスも予定されているジェイムス・ベイは『ザ・ミラー』紙で、リリー・アレンの批判に対し異議を唱える発言をしていたと報じられていた。

「僕はノミネート候補のなかにREOスピードワゴンを見たことなんかない。だから、まるっきりパートリッジなものかはわからない。いろいろなタイプのノミネート候補がいる。アウォーズは音楽に対しての賞なんだ。僕は、彼女がなんで決めつけているのかわらかない。ノミネート候補全員をしっかり見たわけじゃないけど、彼女が候補アーティストたちを褒めたりしたら面白いのに」

さらにリリー・アレン個人に対して次のように続けたという。「彼女の最新アルバムのことを思い出せないんだよね。もし彼女が最近何かをリリースしていればだけどね」

ジェイムス・ベイの発言に対し、リリー・アレンはツイッターで、彼の音楽も彼自身のことも聞いたことがないと認めた上で次のように綴っている。「彼はもっとも一般的でありふれていて何の面白みもない名前を広めてるってことね。ぴったりでおもしろいと思うけど」

しかし、ジェイムス・ベイの関係者が『WENN』にこれまで語ったところによれば、彼は自分のコメントにリリー・アレンの発言を引っ張り出そうとしたわけではなく、彼は、ブリット・アウォーズではすべての音楽のジャンルが祝福されるべきだと考えているという

ジェイムス・ベイは自身の発言を次のように続けている。「これまでの3週間、オーストラリアとアメリカに行っていたから、リリーのブリット・アウォーズに関する発言のことは知らなかったんだ。僕は、ブリット・アウォーズは、あらゆる種類のアーティストや音楽を象徴する場であるべきだと考えているし、全面的に支持してる」

「リリー本人や彼女の音楽に対して否定的な感情はまったく持ってないよ。ただ僕が彼女の最新作を知らなかったということで、これを誰かが取り上げてすべての話を作り上げたってことなんだ」

2月24日にロンドンのO2アリーナで開催されるブリット・アウォーズのステージには、ザ・ウィークエンド、リトル・ミックス、ジェス・グリン、リアーナ、コールドプレイジャスティン・ビーバー、アデルらとともに、ジェイムス・ベイも出演する予定となっている。

広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ