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ザ・キュアーのロバート・スミスは次のアルバムに収録されると思われる2曲のタイトルを明かしている。

ザ・キュアーは数々の新曲をあたためてきたことで知られており、2020年の時点でロバート・スミスは『NME』に対して「2枚のアルバムと1時間分のノイズ」に取り組んでいることを明かしていた。

ロバート・スミスは「ラジオX」に出演して、昨年リリースされた通算14作目のアルバム『ソングス・オブ・ア・ロスト・ワールド』に続く新作に収録される新曲について語っている。

「ライヴでは演奏したけど、『ソングス・オブ・ア・ロスト・ワールド』には入らなかった曲がいくつかあるし、まだ誰にも聴かせていない完全な新曲もあったりする」とロバート・スミスは語っている。「このアルバムに収録されているどの曲よりも遅い曲が3曲あったりもする。だから、分からないけど、最新作よりヘヴィな作品になるかもしれない」

「歌詞的にはアップビートなアルバムとは程遠かったりする。最新作には入らなかったけど、すごく前の曲で、ライヴではずっと前から演奏してきた“It Can Never Be the Same”という曲もある。次のアルバムにはこの曲を入れようと思っている。そろそろかなと思うからね。前は“Christmas Without You”というタイトルだったんだ」

「最初に書いた時は母が亡くなることについて書いた。でも、何年もかけて変わっていって、パワフルなライヴ・ソングになった。多分入ることになるよ」

ロバート・スミスは“A Boy I Never Knew”という曲についても語っっている。「この曲もアルバムに入るんじゃないかな。悲しい曲だけど、全然違う感じなんだ。100万年前に亡くなってしまった少年についての曲でね。始まる前の人類の死みたいなものを扱っているんだよ」

“It Can Never Be The Same”は2018年のメルトダウン・フェスティバルを含め、何年も前から演奏されてきた楽曲で、2018年のメルトダウン・フェスティバルを収録したDVDにも収録されている。

先日、ロバート・スミスは新曲について1枚のアルバムは完成していて、『ソングス・オブ・ア・ロスト・ワールド』の姉妹作としてリリースされると語っている。「準備しているアルバムがもう1枚あるんだ。姉妹作みたいなものなんだ」とロバート・スミスは述べ、違ったアプローチを採用した別のアルバムがあることを明かしている。「3枚目のアルバムはまったくもって違うものなんだ。思いつきでやってみた感じでね。深夜のスタジオみたいな音源になっている。でも、いい曲もあってね。全然違うものになっているんだよ」

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