ジョー・サトリアーニはニルヴァーナのカート・コバーンのギター・プレイについて自身の見解を語っている。
ジョー・サトリアーニはギターの名手として知られており、これまでに15度グラミー賞にもノミネートされている。
ジョー・サトリアーニは『クラシック・ロック』誌のインタヴューでカート・コバーンのギター・プレイについて次のように語っている。「ニルヴァーナのレコードは本当に大好きだよ。彼は偉大なギター・プレイヤーなんだ。ニルヴァーナの映像を観返してみると、この人は弾くべきものをすべて弾いているのが分かる。自分が弾いているところを見るわけでもなく、明らかに楽器のことをちゃんと分かっているんだ」
「史上最高のドラマーの一人とやっているわけだしね。素晴らしいギタリストじゃなきゃやれないよ」
ジョー・サトリアーニはグランジの台頭が自身のギター・プレイに影響を与えたかと訊かれて、次のように答えている。「まったく気にしなかったよ。(1992年に発表した)『ジ・エクストリーミスト -極-』というアルバムはクラシック・ロック時代へのラヴレターとして出したんだ。振り返るようなレコードだったけど、スタジオを出てみたら『これってニルヴァーナやサウンドガーデンみたいだな』と思ったんだ」
先日、ニルヴァーナは『ネヴァーマインド』が全米アルバム・チャートでチャートイン700週目を迎えている。
1991年にリリースされた『ネヴァーマインド』は700週を迎えた9枚のアルバムのうちの1枚となっており、ベスト盤ではなく、この記録を達成したのはわずか4枚となっている。これは連続ではないものの、チャート上で13.4年を過ごしたことを意味し、最新のチャートの順位は120位となっている。
同じような記録としてはピンク・フロイドの『原子心母』は990週ランクインしており、メタリカの『ブラック・アルバム』は767週、ブルーノ・マーズの『ドゥー・ワップス&フーリガンズ』は706週ランクインしている。
ベスト盤は息の長いセールスが続く傾向にあり、ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズのベスト盤が865週、ジャーニーのベスト盤が835週、クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルのベスト盤が724週、エミネムのベスト盤が714週、ガンズ・アンド・ローゼズのベスト盤が704週ランクインしている。
ニルヴァーナの『ネヴァーマインド』は1991年9月にリリースされて、翌年マイケル・ジャクソンの『デンジャラス』に取って代わる形で全米1位を獲得しており、3000万枚以上のセールスを記録している。
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