Photo: Jim Dyson

ポール・マッカートニーは2025年の新年の抱負としてアルバムを完成させると語っている。

2024年の「ゴット・バック」ツアーを終えたポール・マッカートニーは公式サイトに1年の締めくくりとしてファンからの質問に答えるインタヴューを掲載している。質問はホリデー・シーズンの予定や、最も感謝していることなど多岐にわたったが、あるファンは2025年の新年の抱負を尋ねている。

ポール・マッカートニーは次のように答えている。「一つはアルバムを完成させることだね。たくさんの曲に取り組んできたんだけど、ツアーのために中断せざるを得なかった。だから、またそれに取り掛かって、そうした多くの曲を完成させたいね。そんな感じかな。だから、新年の抱負はアルバムを完成させることだね」

ポール・マッカートニーが最後にリリースしたソロ・アルバムは1970年発表の『マッカートニー I』、1980年発表の『マッカートニー II』に続いて、2020年にリリースされた『マッカートニー III』となっている。

ポール・マッカートニーは現時点で2025年のツアー日程は発表されていないものの、12月19日に行われたロンドン公演を「また次回に会えれば」という言葉と共に締めくくっている。

この日の公演でポール・マッカートニーはリンゴ・スターザ・ローリング・ストーンズのロニー・ウッドと共演を果たしている。ライヴの中盤、ポール・マッカートニーは“Get Back”を演奏するにあたって50年以上前に盗まれて、今年2月に戻ってきた昔のベースについて語り、盗まれてから初めてライヴで演奏することを明かしている。

その後、ポール・マッカートニーはもう一つサプライズがあると続けている。「もう一つ、みんなにスペシャル・ゲストがいるんだ。ザ・ローリング・ストーンズのメンバーだ。ロニー・ウッドだよ」ロニー・ウッドがステージに登場すると、2人は“Get Back”を演奏している。

アンコールではポール・マッカートニーは大きな歓声を受けながら次のように語っている。「みんなにはもう一つサプライズがあるんだ。偉大なる唯一無二のリンゴ・スターをステージに迎えたいと思う」

リンゴ・スターがステージに現れると、ポール・マッカートニーは「ロックをやろう。ドラム・キットについてくれ」と声をかけている。二人はザ・ビートルズの名曲“Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band (Reprise)”と“Helter Skelter”を演奏している。

先日、ポール・マッカートニーは昨年リリースされたザ・ビートルズ最後の楽曲である“Now And Then”をライヴで演奏することについて語り、「すごく込み上げてくるものがある」と述べている。

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