ドラムンベースのストリーミング数が3年で94%も増加したことをスポティファイは発表している。
ここ数年、ジャンルとしてのドラムンベースは復活を遂げることとなっており、それまでも熱心なファンによる安定した再生回数を記録していたものの、ストームジーを迎えたチェイス&ステイタスの“Backbone”や“Baddadan”といった楽曲のおかげで、注目が集まることとなっている。
スポティファイは「ドラムンベース:イン・フォー・ライフ」と題した動画を公開しており、チャーリー・ティー、フライト、カニーン、S.P.Y.といったアーティストがドラムンベースが与えた影響とルーツについて方得るものとなっている。
この動画でスポティファイは「スポティファイにおけるドラムンベースというジャンルの年間平均ストリーム数は2021年から94%増加している」という統計も公開している。
『ミックスマグ』によれば、スポティファイにおけるドラムンベースのトップ10・アーティストはチェイス&ステイタス、ブー、ルディメンタル、ゴダード、サブ・フォーカス、シャーロット・プランク、スケプシス、ハイブリッド・マインズ、シャイFX、ニア・アーカイヴスだという。
スポティファイによれば、ドラムンベースのリスナーは68%が34歳以下ということで、若い層からの関心が高いことが分かる。しかし、UKにおけるドラムンベースのシーン、並びにナイトライフ・シーンは危機に瀕している。
今年10月、ナイト・タイム産業協会は大きな変化が起こらない限り、イギリスのクラブは10年後までに「絶滅」する可能性があるという調査結果を発表している。
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