ザ・リバティーンズのカール・バラーは、故エイミー・ワインハウスを追った2015年のドキュメンタリーを現在もなお、観ることができないと明かしている。
エイミー・ワインハウスが2011年7月に亡くなるまで彼女の親しい友人でもあったカール・バラ―だがが、今年の英国アカデミー賞でドキュメンタリー映画賞を受賞した『エイミー』を観ることはとても辛いという。
NMEアウォーズの授賞式会場で、『ザ・ミラー』紙のインタヴューに答えたカール・バラーはこう告白している。「僕はエイミーのドキュメンタリーを録画してあるよ。僕らみんな、エイミーとは友だちだったから、彼女の死は言うまでもなく酷すぎることで、乗り越えるのは僕らにとって辛いことなんだ。だから、僕はまだ作品をまともに観ることができないでいるんだ」
さらにこう付け加えている。「たくさんの人があのドキュメンタリーの影響を受けてるよ。だって、思い出がよみがえるし、それはものすごく個人的なことだからね」
また、カール・バラーは、この2月17日のNMEアウォーズの授賞式をバンドメイトのピート・ドハーティが欠席したことについてもコメントした。「ピートは素晴らしくて、すべてにおいてうまくいってるし、僕らはハッピーだ。この1年は僕の人生で最高の年だし、すごく感謝している」
ザ・リバティーンズはミュージック・モーメント・オブ・イヤー賞と最優秀ファン・コミュニティ賞の2賞を受賞している。
さらにカール・バラーとジョン・ハッサールは『NME』誌に対し、新譜に取り掛かっていることを認めている。
「今ちょうど、ヴァージン・レコードと新作のための新しい交渉に入ったところなんだ。すべて順調だよ」とジョン・ハッサールは、授賞式のレッドカーペットで話している。
一方、ピート・ドハーティは、2009年のソロ・デビュー・アルバム『グレイス・ウェイストランズ』に続く通算2作目のソロ・アルバムを年内にリリースする予定だと報じられている。
新しいソロ・アルバムは仮のタイトルを『フラッグス・オブ・ニュー・レジーム』としており、春にニュー・シングルを発表するという。
『フラッグス・オブ・ニュー・レジーム』は2015年、エイミー・ワインハウスに捧げるトリビュート・ナンバーとしてリリースされたシングルのタイトルで、このシングルの収益はエイミー・ワインハウス基金に寄付されている。
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